内容説明
カリブ海に浮かぶ特権階級のリゾート、ポルト・ビアンコ。美貌の事件記者ラファエラはある復讐を胸に、閉ざされたこの楽園にやってきた。島の主は闇の武器商人ドニミク・ジョバンニ。それは２６年前母を捨て、自らの娘ラファエラの存在も知る由もない男だった。が、一人の男の存在によってラファエラの計画は狂いだす。ドミニクの右腕マーカス―彼もまた、ある理由から島へ潜入していた。そんななか謎の組織によるドニミクの暗殺計画が発覚。事態は予測不能の方向へ！ＦＢＩシリーズの著者が放つ最上級ラブサスペンス。
著者等紹介
コールター，キャサリン［コールター，キャサリン］［Ｃｏｕｌｔｅｒ，Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ］
１９７８年に作家としての活動を開始。以降本格的な長編ヒストリカル・ロマンスえ一躍注目を集める。８８年にニューヨークタイムズのベストセラーリストに名を連ねるや、今日にわたり実に４５作品以上を同リストに送りこんでいる。夫婦ＦＢＩ捜査官が活躍する人気シリーズ『迷路』『袋小路』『土壇場』（どもに二見文庫刊）はいずれも全米ベストセラーとなり、世界１５カ国以上で翻訳されている。現在は二匹の愛猫と共にカリフォルニア北部在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
13
ハラハラドキドキ面白かった。何日もかけてだらだらと読んでたけど、一気に読んでたらもっと面白かったと思う。2021/12/17
mum0031
2
再読本でした。 敏腕の新聞記者ラファエラと、リゾートの支配人マーカス。 ラファエラは、事故で昏睡状態に陥った母の日記から自身の出生やら、実の父親である 武器商人であるドミニクに対する 生々しい執着心を読み取り、復讐心に燃える。 リゾートの支配人のマーカスは、 罠にはまり犯罪者となった叔父の為、 捜査機関の協力者となり、武器商人ドミニク 逮捕の為潜入捜査中。 武術の心得も、二人の掛け合いも微笑ましい。 ただねえ、あっさり妊娠&流産の件は いただけないなあ。。 2017/10/30
たまきら
1
初期のころの作品なのかな？でも会話はやっぱり最高！2014/10/30
まめもち
0
記者ラファエラ×潜入捜査官マーカス。ヒロインの実父は武器商人。妊娠したが息子じゃなかったので捨てられた母。母が２６年も(！)つけてた日記で真実を知り復讐の為に実父に近づくヒロイン。事故で昏睡状態の母や義理の父も実父の愛人と手を組んで復讐しようとしててみんなが入り乱れてのバタバタ感がぬぐえない。ヒロインを追い払おうとして蛇をけしかけるのはやりすぎ（笑）正体を隠して出会ったから２人の仲もなかなか進展しないし、血縁だと知らないにしてもヒロインに手を出そうとする男どもの最低さが際立つ。2016/05/11
まみ子
0
親子2代に渡る復讐劇。面白かったけど、ヒーローとヒロインの絡みが少ない。2013/10/01
