双葉文庫
悪の会計学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 197p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575714692
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報



大村大次郎[オオムラ ダイジロウ]
著・文・その他

内容説明

過去に300社を超える企業の決算書を読み解いてきた著者が、自らの経験を元に、裏ガネ作り、会計操作、利益隠しなど、日本の中小企業で実際に行われている“キレイゴトではない会計”を紹介。もちろん初心者でもわかる超入門書。“会計”を知れば、社会の裏側が見えてくる。

目次

序章 決算書なんてどうにでもなる!(3つの決算書を使いこなせ;戦略的決算書を作れ! ほか)
第1章 会計の抜け穴(期末に大逆転の節税策;借金返済も経費で落とせる? ほか)
第2章 税務署と銀行のだまし方、教えます(粉飾決算が多い業種とは?;粉飾決算はこうして見破る ほか)
第3章 合法的に裏金を作ろう!(裏金はだれだって欲しい;お役所に学ぶ裏金捻出法 ほか)
第4章 公私混同のススメ(会社でもっとも大事な数字とは?;「実質的な利益」を増やせ! ほか)

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後ビジネス関連を中心にフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、フジテレビ『マルサ!!』、テレビ朝日『ナサケの女』の監修等で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

3
合法的な抜け道の模索って面白いなぁ・・。と、起業も経営もしたことのないただの凡人は思うのでした。2017/11/10

Cidenon/土曜朝10時読書配信

3
中小企業向けの、脱税ではない合法的な利益調整の方法。著者が元国税調査官というだけあり、事例に基づいた説明はわかりやすく面白い。ただ、実際にその方法をとるには税理士の協力が必要かな。注意点としては、税務署が許しても、銀行等の他の利害関係者が許さないこともあるということ。粉飾とか、減価償却しないとか。それと、税金を払いたくないからって、わざわざ支出を増やすのは本末転倒だ。基本的には、利益を出してちゃんと税金を払い、会社にお金を積み立てていくというのが健全であるという大前提を忘れてはいけない。 2017/08/11

GIGI

0
知識がないと損をする。面倒くさい、と思うひとは損をしても文句をいう資格はない。この本は中小企業向きの情報ですが、個人にも非常に示唆に富んでいます。著者は元国税調査官ということで、単に読み物としても、税の教養物としても面白です。会社が儲かったら、儲かったお金を賢く使う、もしくは経費でうまく公私混同する、など納税そのものを回避するようススメています。経費を削減しても、利益をだすと税金にとられちゃうし、その税金は役人が「得体の知れないところで費消してしまう。」と書いてあるのが笑えます。賢く税回避しましょう。2020/11/04

鳥義賊

0
中小零細企業に勤めていると、身近に実践している人がたくさんいるんじゃないかな。税務署が費用対効果を最優先にするから、公平性はどこかへ行っちゃってますよね。2018/03/20

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