双葉文庫
婿殿激走―算盤侍影御用

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575664966
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

吉原での籠城事件の解決後、勘定所勤めの半蔵は相変わらずの昼行灯。奉行から命じられた矢部定謙の警固は今も続けているのだが、影御用を知らない妻の佐和は浮気を疑う。そんな矢先、半蔵に新たな密命が下った。

内容説明

勘定所勤めの辛い日々を送る笠井半蔵に、“南町奉行に内定した矢部定謙に仕え影の警固をせよ、しばらく出仕に及ばず”の命が勘定奉行より下った。幕閣に翻弄される自分に戸惑う半蔵。だが、南町奉行への拝命を明後日にひかえた夜、定謙が何者かに拉致される。大好評シリーズ待望の第二弾。

著者等紹介

牧秀彦[マキヒデヒコ]
1969年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。全日本剣道連盟居合道五段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかつば@呑ん読会堪能中

6
水野忠邦も半蔵に矢部の影警固を命じた勘定奉行もお馴染鳥居耀蔵も、よく描かれる悪党のパターン通りになってる第2巻。辞めることが決まっているとはいえ20年も勤め上げた現職の名奉行とその取り巻きの行動にチト疑問が残る。楽しめたのは愚直な半蔵、夫をだんだん理解し始めた妻佐和、半蔵の弟範正、この3人がそれぞれ絡むシーンと剣劇だけだったな。 2013/09/21

kazukitti

4
前巻での話はそんなにくどく説明しなくてもいんじゃねぇのwって思った。まぁリアルタイムの読者だと話忘れてるから、もしくは今巻から読み始めた人のためにってのはわからなくもないけど、うん、くどいとねw この先面白くなりそうな展開とキャラ配置で終わってはいると思う。前巻が序章で今巻が2章って、次読んでまた同じことばっか書いてたらさすがにどうかと思う。この話でも鳥居は悪のw時代劇デフォルトなので、矢部の南町奉行罷免で終わるのか、役替えがないなら上司の勘定奉行引退で終わるのか、まぁ水野次第なのかな。取り敢えず次巻へ。2013/03/13

すずめ

2
「似た物同士が側にいるのは良くない」ってのはいいな。2011/10/20

クー

1
説明が多いので、話が進まない。あまりに、かわいそうなほど素直。奉行が、後任を拉致するなんて、めちゃくちゃ。妻は、優しくして欲しい2024/01/16

パーやん

1
剣の腕を認められての影御用、矢部左近衛将監定謙の警護を始めるも、昼は勘定所、夜は密かに警護では身体がもたない。やがて腕前も人柄も認められて、定謙自身からも内与力になって貰えないかと転職の誘い。どうする半蔵。男の似たもん同士ってのは甘えちまうのよ...との師匠である近藤周助の一言が良いねぇ。2023/01/28

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