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双葉文庫
夏燕ノ道―居眠り磐音江戸双紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575662177
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

河岸の柳が初夏の風情をみせる頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。両替商・今津屋の老分番頭由蔵らと日光社参に随行することになった磐音だが、出立を前に思わぬ事態が出来し…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十四弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

47
次期将軍家基?思わず徳川家系図を。家治にこんないい息子がいたんだと。父親らしい事を可愛い愛息子した家治が選んだ田沼意次に、暗殺されそうだったなんて思いもしなかっただろうな・・。私のように飛び飛びで読みたい人はこの巻を逃してはいけません。浪人でありながら幕閣の仕事もし両替商の後見もつとめる磐根。それこそお主何者だ?と家基じゃないが・・。敵も増えるが味方もそれなりに。いい人生です(^^♪。2022/03/08

あっくん

47
シリーズ第14巻。無事に日光社参が終わる。日光社参、Wikipediaに「安永5年の将軍家治の社参の際には、行列の先頭が日光にあるときに、最後尾はまだ江戸にあったとも言われている。」って書かれている。想像を絶する規模の行事だったんですね。2017/09/25

くまクマ

34
14/51冊目。雑賀衆を圧倒する居眠り剣法は揺るぎもなく安心!それにしても、玲圓、左近、磐音の天にも轟く一喝場面は痛快です!大納言家基様、弥助、霧子と、今後の展開が楽しみな人物も出てきましたね〜。日光社参に鷹、燕が舞う夏の景色が浮かびました。頑張れ磐音!2018/12/28

はる

33
やっと問題の日光社参が終わりました。問題ではありましたが、師弟での戦いは新鮮でもありました。また、磐音も家基からなにか得られるものがあったように思います。2019/11/06

Atsushi

31
居眠り磐音シリーズ14作目。幕府の日光社参に同道する磐音にさらなる重責が待ち受けていた。将軍家治の世子家基の警護だ。田沼意次が放った刺客雑賀衆との立ち回りのシーンは迫力満点。七尺組頭の人間水車攻撃は面白くも怖かった。薙刀の腕前もすごいぞ、磐音。2019/02/02

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