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双葉文庫
大江戸事件帖―時代推理小説名作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575662115
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

許嫁の死の真相に迫る藩士の姿が切なく胸に響く「ひぐらし蝉」、落語スタイルを借りた軽妙な犯人当て小説「横丁の名探偵」、股旅小説とミステリーの魅力が見事に融合した「峠に哭いた甲州路」他、時代推理小説の傑作7編を収録。心に深い印象を残す、珠玉の物語に出会える喜びが待っています。

著者等紹介

細谷正充[ホソヤマサミツ]
1963年、埼玉県生まれ。時代小説とミステリーを中心に、文芸評論家として各誌紙で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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山内正

1
伊沢大蔵の店が火事になり 被害は少なくて済んたあと横浜から駆け付けた 幕府が無くなり明治ニ年 店の徳次が捕まった 調べで元の甲州屋の息子と分かる 何年か前に押込みに合って店がと 大蔵は立直したいが役所の調べが 済むまで出来ない 女中のおみやは大蔵の過去を手代から聞く 大蔵に近づき背中の傷をこの際治す話で医者を呼び麻酔せずに始めた みやは大蔵の様子を見ながら 私の亭主はねニ年前金に換えようと短銃を売りに甲州屋に行ったのさそしたら押込みが逃げる時で 短銃を背中に命中さしたと 死ぬ前に言ったのさ 大蔵の声がした2019/06/26

山内正

1
四月も遅れ許嫁加代が水死の知らせが 何故今頃にと鉄平は 幼馴染の三四郎に聞くが分らず やがて夜半屋敷から寝巻姿でかけ出たと分かる 川に落ちたのでは無い 通りの聞き込みをしても 下屋敷の通い道で起った事でない 何処かに今も居る気がして 三四郎に連れられ近くの屋敷に入る 独り言の様に藩の財政難の折 日光廟改修工事の割当の話が出た 田沼家用心が任せればと殿に話し掛け夜伽に加代がと言ったと 仕方無くの殿の命じた事で 加代には出来る限りしてやれと 奥を指指した その先に佇む加代 がいた 2019/06/24

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