双葉文庫
大江戸犯科帖―時代推理小説名作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 454p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575661545
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

己の裁きに人知れず苦悩する名奉行。手口も鮮やかな謎の怪盗団の正体を追う目明かし。金に目のくらんだ者の策略にはまった職人。江戸をおもな舞台に繰り広げられる事件の数々と、その裏にある悲喜こもごもの人間模様が描かれた名品11編。ミステリー色に彩られた時代小説の豪華アンソロジー。

著者等紹介

細谷正充[ホソヤマサミツ]
1963年、埼玉県生まれ。時代小説とミステリーを中心に、文芸評論家として各誌紙で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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山内正

2
ーあっうさぎが動いたーと八卦見が言った 品川宿の上総屋の漆喰のうさぎがと有名になる 彫った幸吉に対のうさぎをと主が 善吉と名の八つの子を可愛がる 対のうさぎが出来主の祝いの席で 辞めてた酒を呑んてしまう 三日後寺で使い込んた金を主にバレて思わず殺したお辰と下の銀蔵がこれからの話の帰りかけ 善吉と会った 骨納も済んて二階から八卦見と善吉を見る 指で指し何か岡っ引きと話してる 上総屋を出た二人に岡っ引きが声を掛けた ー殺したのはワッシですーと2019/05/20

山内正

2
十一月にからっ風一味が上州の大店は恐れた 下つ引き卯平は油平の大旦那が怪我したらしいと探り裏手に回る 女中うらが弟豊次が酒に酔って大旦那を傷付けたと知る 親分の家に油平の番頭が来て話が違うと告に来た その晩女中うらが来た明日国に帰ると番頭が来て話した事は嘘だと 他に新奥座敷に夜毎おかみさんが 大旦那に抱かれてたし店は女将さんが仕切っていたとも話す 若旦那は女を抱けない男だとも 二月してからっ風一味は来ず 手紙が届く 女中うらからだ 実はからっ風一味の女で油平を狙ってたが卯平の勘で辞めにしたと 書いていた。2019/05/19

山内正

2
玄関で馬廻り後藤の三男多聞と名乗る男が典膳殿が倒れてると告げた 弟左京とぬいが現場に着くと 後ろからの一突きで絶命と分かる ただ鯉口が二寸切られてたと確認 したことが親族の同意を得 一刻実家に預けて家督は左京に譲った ぬいが子を産み左京が全て引き継ぎぬいは安心に暮らす事に ある日多聞が訪れぬいにお幸せかと聞く 私は不正を振る舞ったことは有りますが追放を申し渡されるかも知れませんが もしぬい殿に疑念をお持ちならば 私は典膳様の死体発見の不可思議な左京様の話に気づく筈と帰る 廊下に左京の足音がした2019/05/18

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