内容説明
品川の高利貸しの家に押し入り、金品強奪、一家惨殺、火付けまでした盗人一味。火は宿場町の大半を焼くという大惨事となった。残虐な事件の犯人を追って東海道を上るは、道中奉行裏探索方七人の精鋭。彼らの縦横無尽の働きが明らかにした、一藩の存続を揺るがす疑獄事件の実態。一刀流の剛剣が次々と乱麻を断つ!痛快長編時代小説。
著者等紹介
宮城賢秀[ミヤギケンシュウ]
1946年、中華民国台湾省高雄市生まれ。沖縄県那覇市神原中学校を卒業後、さまざまな職業を経験する。現在は文筆業に専念、時代小説作家として独自の地歩を築いている。日本文芸家クラブ理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。