出版社内容情報
3年前に妻と離婚している56歳の須藤祐一郎は、空港でのバッグ取り違えがもとで美しく清楚な清水陽美と知り合う。陽美は34歳の、将来を嘱望される若手書道家だった。祐一郎も鎌倉の教室に体験入学すると、生徒の一人、大学生の瑞希と元カレからガードしてあげた流れでベッドイン。一方、憧れの陽美は未亡人の身なのだが、師匠・春庵が狙っており、その独占欲が強くて、口説くには障壁があった。しかし、和紙を探しに、陽美とふたりで富山へ旅することになった祐一郎はついに……。和の世界が官能美を現出する、書き下ろし筆遣いエロス。
内容説明
男やもめの56歳、須藤祐一郎はスーツケースを取り違えたことが縁で将来有望な若手書道家・清水陽美と知り合い、舞い上がる。なにしろ清楚なのに艶めいていて、胸もヒップも張りがある黒髪美人だ。そして33歳の陽美も連れ合いを亡くし、現在独身だという。陽美の書道教室に入会した祐一郎は商社勤めを活かし、陽美と“究極の書道紙探し”の旅へ。泊まった北陸の秘境宿で祐一郎はついに陽美のきめ細かな色白の肌に触れ、陽美の希望で延泊までして快感を貪り合う。淑女たちがベッドでは大胆なご機嫌エロス。
著者等紹介
霧原一輝[キリハラカズキ]
1953年愛知県生まれ。早稲田大学入学後、演劇にはまり、様々な女性体験を経て、男女の性を描く決意をする。現在は湘南に住み、執筆に専念。大人が堪能できる官能小説を目指し、回春官能の旗手として、また最近は旅情ロマンで人気を博している。『蜜楽さがし』(双葉文庫)が『この文庫がすごい!2010年度版』で官能大賞銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。