内容説明
美貌の議員秘書・椿葉津美からある相談を持ちかけられた「ダイヤモンド建設」秘書課長・野見山将介は“お辞儀をしない男”との異名を持つ。相談とは、五億円の闇献金を運んでいて謎の事故死を遂げた「千代田建設」秘書課長・藤田の車に、その時同乗していた女を探して真相を解明してほしいというものだった。その女にはある特徴が…。
著者等紹介
南里征典[ナンリセイテン]
1939年、福岡県生まれ。19年間にわたる新聞記者生活のあと、「鳩よ、ゆるやかに翔べ」「獅子は闇にて涙を流す」で文壇デビュー。以後、冒険小説、社会派バイオレンス、伝奇ロマン、推理小説と意欲的に創作活動を続けている
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