内容説明
厳寒の黒部、スキーに来ていた娘の目前で父親が忽然と消えた。やがて死体で発見されたが、ダイナマイトで爆死という異様なものだった。事件解明に乗り出した香山検事は、裏に宅地造成汚職が絡むのを知り、犯人と覚しき男を追い詰めるが、その男には鉄壁のアリバイがあった…。人間消失を手始めに息をつかせぬ華麗な連続トリック謎解きのスリル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanamori
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☆☆☆2011/10/14
お笑いループシュート
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まさにトリックのてんこ盛り状態の初期斎藤栄作品の傑作。 序盤に出てくる「加藤八段」って、後の『ひふみん』こと加藤一二三さんかしら。2023/08/06
