内容説明
チーム・ザックに学ぶ、リーダーが人材を最速で伸ばす41のヒント。
目次
第1章 リーダーシップ(「あの野球選手たちは何をしているんだ?」;「相手も悔しい思いをしているのだから喜びすぎないように」;「マンマ・ミーヤ」 ほか)
第2章 コミュニケーション(「なんでも監督に聞ける雰囲気を作ってほしい」;「わかっているよ」;「これが日本のサッカーだ」 ほか)
第3章 チームビルディング(「誰もやっていないことをできる」;「岡田武史前監督が作ったチームを踏襲する」;「世界を驚かす」 ほか)
巻末対談 矢野大輔×松村卓朗
著者等紹介
矢野大輔[ヤノダイスケ]
1980年7月19日生まれ。東京都出身。15歳でイタリアに渡り、トリノ下部組織でプレー後、22歳でイタリアのスポーツエージェント会社に就職。主にアスリートのマネジメント、日本企業とイタリア企業の商談通訳、輸出入管理、コーディネート業に従事。2006年~2008年、トリノで大黒将志の通訳を務めた後、2010年9月より2014年ブラジルW杯まで、サッカー日本代表のザッケローニ監督通訳として活動した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
15
日本代表でザッケローニ監督を最も近くで見続けた通訳矢野大輔氏が明かす、ザックジャパンに学ぶリーダー論。これを読んで監督が日本文化や日本人のメンタリティを理解しようとする姿勢を持っていたこと、選手のことをよく観察していたこと、短所を指摘するよりも長所を活かそうとしていたこと、何より信頼していることを言葉に伝えることの大切さを知っていると感じました。大切なのはバランスと勇気というのは納得です。ワールドカップ当時の動向も書かれていましたが、良いチームを作っていても本番でいい結果を残すことはなかなか難しいですね。2015/02/01
Mimuchi
2
ザックさんのコミュニケーションの取り方参考になること多いです。2015/02/25
ハル
1
ワールドカップロシア大会の予選リーグが始まる直前に、とある場所で矢野さんをお見かけしたのがきっかけで著書を手に取りました。世界で活躍する選りすぐりの選手たちと名監督が組み合わさってのエピソードなので、自分の身のまわりで活かせるかといったら?…ですが、日本代表にこんなドラマがという点で興味深く読みました。選手や監督だけじゃなく、スタッフもいかに共に戦ってるかも垣間見えました。2018/07/08
SU
1
ザック本。意外によかった、勉強になりました。2015/04/01
Kei
1
ザックジャパンの通訳の人、矢野さんの本。 大体書いてあることとしては通訳日記と一緒だけれど、あれは時系列でぶあー、です。こっちはそこから大事なエッセンスをまとめて、必要項目ごとにまとめたもの。 ザックさん、やっぱりすごい人。あまり通訳日記で語られてなかったかもしれないけれど、ザックさんは選手を引退して監督になる前はサービス業に従事してたとか。 矢野さんにとって、ザックさんは人間的に尊敬できる上司なのでしょうね。こんな関係が羨ましいです。2015/01/18