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内容説明
今、大阪に一つの妖怪がうごめている。その妖怪にむかってモノ、人、そして金がとてつもないパワーと迫力で集まっているのだ。その妖怪の名は天にそそり立つ摩天楼。
目次
1 関空特急と富士山の謎―そそり立つシンボル論・序説
2 摩天楼とナニワ“金遊”道―より高く・より遠くへの情熱
3 なぜ人は天をめざすのか?―神と出逢う場所をもとめて
4 夕陽と煙が目にしみる―街の自慢も変わっていく
5 時代の万華鏡―バビロンのあらたな誘惑
6 便利な時代の陥とし穴―非生産・非効率の美学
7 発情の経済学―妖しくまばゆい都市の誘蛾灯
8 水と緑と太陽と―快感演出の名脇役たち
9 天国と地獄―巨大施設といのちの安全
10 一人より二人がいい―そそられる街づくり法則
11 バビロンの三つの真実―本当のバベルの塔はどこにある?