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誇りあれ―札幌方面中央警察署 南支署

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575237276
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

吹雪のススキノで、道北の小さな町の町長が銃撃された。暗殺か、怨恨か、はたまた痴情の縺れか…。合同捜査本部に加わった支署の刑事たちは地道な捜査を進めるが、やがて見えてきたのは、身内である警察すら取り込まれた巨大な利権の構造だった。そして、事態を悪化させる更なる事件が…。巨大な利権に群がる政官財の魍魎たち。北の繁華街ススキノの片隅で、ちっぽけな署の刑事たちの反撃が始まった―。

著者等紹介

東直己[アズマナオミ]
1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。ススキノでその日暮らしの一方、土木作業員、トラック助手、ポスター貼り、タウン雑誌編集者など様々な職種を経て、92年『探偵はバーにいる』でデビュー。2001年『残光』で第54回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マムみかん(*感想は風まかせ*)

25
「南支署」シリーズ2作目。 梅津康晴(キゼツ)くんは念願の刑事一課刑事となり、早矢仕班長の下、日々わくわくしながら全力勤務。 初めて入った特捜本部は、田舎町の町長がススキノで銃撃された事件…。 康晴は潜入捜査もする事になるのですが、全くスリリングではない(笑) 彼1人が大活躍する訳じゃなく、群像劇だから仕方ないですけどね。 利権絡みなので死人が出たり妨害があったり、別の場面では緊迫感あります。 ラストが肩すかし…?(笑)っぽいですが、ますます南支署ファンになりました♪ 2012/07/23

ざび

9
ちょっと面倒くさい内容だった。南支署完勝とは全くいかない。歯がゆい。次に期待だ。「…それでおまえは、その相手の大学も聞き出さなかったのか」「…はい」「向いていないかもしれないな、この仕事に」「…」。康晴よ、鍛えられているんだよ。2015/11/21

zwei

8
楽しく読めたんですが、全体的に「もうちょっと」と印象。淡々と話が進んでいくせいか、コロコロと変わる視点がやや煩わしい気がしました。話自体は面白いし、続編も楽しみな作品なんですが。2011/08/26

ますずし

7
前半部の場面転換を使ったテンポのよさで、ぐいぐい読めて、この後どうなるのかの期待感を抱かせていたのに、ページも少ないけど、何かしてくれるの、最後の期待を見事に裏切り、結末を迎える。キゼツは猫のためだけに行ったのか。インバの動機も語られない。伏線あった???2011/07/30

みかりん

6
札幌方面中央警察署南支署 第2弾。面白かったんだけど 最後が。結局 完全勝利とはいかなかったのか。もっとスカッと気持ちいい終わりが良かったなぁ。2019/02/17

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