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人間動物園

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575234367
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

数十年振りの大雪であらゆる都市機能が麻痺する中、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。被害者宅のいたる所に仕掛けられた盗聴器に一歩も身動きのとれない警察。隔絶された状況に追い詰められていく母親。そして前日から流される動物たちの血…。二転、三転の誘拐劇の果てにあるものは。

著者等紹介

連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
1948年名古屋市生まれ。早稲田大学政経学部卒。78年『変調二人羽織』が第3回幻影城新人賞に入選し、作家となる。81年『戻り川心中』で第34回日本推理作家協会賞長編賞を受賞。83年『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞、84年『恋文』で第91回直木賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

88
観念的な誘拐だな。このメッセージが通じる相手がどれくらいいるだろう。憎む相手の失脚が叶うくらいか。これがネット社会だったら、もっとややこしいことになりそう。犯人は結局自分を愛してくれる身近な人を不幸にすることになる。そんな人が政治家を攻撃したって…2018/01/17

スノーマン

34
人間も動物。どこからか観察されているような不気味さもありながら、刑事たちの軽口と隣のおばさんの挙動不審さが滑稽に見える。色んな視点から進むので混乱しそうだったけど、息詰まる騙し合いの誘拐事件のからくりが面白かった。2015/07/13

Syo

24
これまた既読っぽいけど なるほどね2022/06/09

ミツツ

23
面白いとえば面白いけど思ってたのと違ったかな。タイトルこれじゃなくてもいい。2017/09/12

おさむ

20
連城さん連続読了。伊坂さんがべた褒めの作家さんということで読んでいます。推理小説の中に人の心理をうまく絡めつつ、大胆なトリックの作品が多いですね。読みやすいのですが、古い作品だけにやや饒舌過ぎるような気もします。2014/11/23

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