本能寺六夜物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575234237
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「本能寺の変」の裏に隠された、恐るべき物語―。信長が本能寺で死んだのは、真実だったのか―!?事変より三十年余、山寺に集められた六人の男女。彼等は一体、何に関わり何を知ってしまったのか!第21回小説推理新人賞受賞作家が放つ、衝撃の第一作。

著者等紹介

岡田秀文[オカダヒデフミ]
1963年東京生まれ。明治大学農学部卒業。1999年「見知らぬ侍」で、第21回小説推理新人賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょん

21
なんだこれはー!!!!!と叫び出したくなる1冊。いい意味でのshoutです(笑)本能寺の変、あの日一体何があったのか、それを様々な立場の人間から見た6つのお話なんですが、本当に面白い。史実かどうかとか、そういう話は置いといて、そっかそういう立場の人もいたよね、そう考えてもいいんだよね、と思える内容。6つの話それぞれが濃くて切なくて、そして怖い。本能寺ホテルを見てちょっと気になってたから読んでみましたが、思ってもいなかった感動をいただけました(*´ω`*)2018/01/23

とも

19
★★★初読み作家。描写がうまく比較的読みやすいが、内容が大したことない。ストーリーは、本能寺の変から30年後、信長の鷹匠、家康と伴に信長の饗宴に呼ばれた穴山梅雪の側近等々、事変に深く関わった身分も職業も異にする6名の人たちが呼び集められる。あたかも百物語の様に、彼らの見知ったことを語っていくのだが。誰が何のために呼び集め語らせたのか。本能寺を裏方の関係者から見る視点は面白いが、ただ最終話だけでもいいんじゃないだろうかとの疑問が沸々と。2019/02/03

花々

9
織田家家臣、侍女、町民達など、本能寺の変の騒動を身近に体験した者たち六人が各々に見聞きしたことを語る物語。どの話も面白いが、明智光秀が嫌いではない私は、第六夜に感動!文章も読みやすいので、もっとこの作家さんを追ってみよう。。。2014/04/29

porisan

8
本能寺の変から30年後、本能寺の変にかかわりのあった様々な6人が集まり、この変の裏側で起きていたことを語り合うお話です。以前に読んだ「戦国十二刻」と同じようになんかあり得そうと思わせる内容でとても面白かったです。特に最後の6話目、光秀の謀反の理由が納得できちゃうお話でした。2020/03/13

美代子

6
本能寺の変を関係者たちが百物語のように回想する。一夜から衝撃的で恐ろしい内容に震えながら、全編通し人々の思いが交差し捻れゆくさまが描かれていた。最終夜で一応全容が明かされるものの(しかし嘘くさい)当事者は口を閉ざしているので真相は藪の中である。2015/01/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/371070
  • ご注意事項