出版社内容情報
西村京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
著・文・その他
内容説明
飛騨高山の屋台会館で画家の緒方幸太郎が殺害され、彼の描いた「春の高山祭」という大作が盗難にあってしまった。さらに、東京で美術学校の後輩画家の橋本誠も殺害された。捜査を任された十津川警部は岐阜県警と合同捜査に乗り出し、緒方幸太郎が毎朝訪ねた高山駅の謎を突き止める。捜査を進めるうちに、絵画販売に絡む複雑なからくりと天才画家と呼ばれた人物の存在があきらかになってきたが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
54
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/09/post-5e3e0a.html 絵の価値というのは、本当のところどうなのでしょうか?2023/09/22
すい
49
2時間ドラマは観たことあったけれど、読書は初めてかもしれない西村京太郎。句読点とか独特に感じたけれど、読みやすかった。画家が殺され、その画家が生前に描いていた400号の絵が消えた。その謎を十津川警部が追う。画家の評価って案外曖昧でしかないんだなぁ。なんでも鑑定団を観る目が変わりそうだ。2016/05/23