目次
認知症を正しく理解する―認知症は生活障害
脳のしくみと記憶―身体が老化すると脳も老化する
回想療法の理論―心理療法としての回想法
1H話法の基本技術―楽しくおしゃべりする方法
4人式回想法―個別式とグループ式のメリットを活かす
心療回想法のタブー集―正しい回想法を学ぶ
初期認知症とうつ病を弁別するDCL(初期認知症チェックリスト)
R‐ADL(Reminiscence Memory & ADL)―記憶の回復がADLを回復させる
レミニセンスブック(回想録)の実施方法
心療回想法で作成したレミニセンスブック(回想録)の実際例〔わほか〕
著者等紹介
小林幹児[コバヤシカンジ]
博士(行動科学)。内閣総理大臣認証特定非営利活動法人日本回想療法学会会長。介護予防専門介護保険指定訪問介護事業所回想療法センター取手センター長。産業能率大学非常勤講師。保育士資格・調理師免許・訪問介護員2級資格を取得。1953年東京生まれ。日本大学大学院にて修士(心理学)を取得。渡米し、Ph.D.取得。文部省管轄財団法人にて発達と加齢研究を行う。退職後、北海道の地域中核病院で地域医療介護担当として臨床経験を重ねる。老人医療施設の心理相談および管理職や教育職を歴任し、現在は、回想療法の啓発普及とともに、取手市委託認知症予防事業「回想法スクール」、取手市助成総合事業「レミニンカフェ」、取手市委託地域支援事業「レミニンフレンド」を展開。研修・講習を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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