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太陽と地球の不思議がわかる本

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569707648
  • NDC分類 444
  • Cコード C0040

出版社内容情報

太陽と地球の関係を天文学の世界から解説。

2009年は世界天文年であり、日本で皆既日食が見られる年。意外に知られていない太陽と地球の不思議をわかりやすく紹介する。

2009年は世界天文年。ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を使って天体観測を行ない、さまざまな発見をしてから400年目を記念している。また、2009年7月22日は、皆既日食が奄美大島や屋久島の一部、トカラ列島でみることができるという。

▼本書は、そうした記念すべき年に「太陽と地球」について基礎的なことをまとめた解説書。たとえば、「太陽光発電と太陽電池」「太陽活動と地球の気候との関係」「地球温暖化の本当の原因は何か」「黒点や太陽活動は磁場と関係している」「太陽を知ることは大宇宙を知る第一歩」といった、わかっているようでしっかり理解していないテーマについて書かれている。

▼また、『太陽がくれた季節』や『手のひらを太陽に』など、「太陽」という言葉は映画や曲名にもよく使われる。こうしたエピソードも本文中で紹介されているので、太陽がわれわれにいかに身近かがよくわかる。太陽についていろいろ考えさせられる一冊。

●はじめに 
●第1章 太陽と地球の切っても切れない関係 
●第2章 太陽って、どんな星なんだろう 
●第3章 太陽の表面に見えるもの ――黒点の不思議 
●第4章 躍動する太陽 ――太陽フレアはなぜ起こるのか 
●第5章 太陽を探る ――さまざまな観測衛星と観測装置 
●参考文献一覧 
●さくいん

目次

第1章 太陽と地球の切っても切れない関係(太陽が地球に及ぼすさまざまな影響;太陽の活動が地球に与える影響1―通信障害・大停電 ほか)
第2章 太陽って、どんな星なんだろう(「太陽」ということばから思いつくもの;太陽までの距離は、いったいどれくらい? ほか)
第3章 太陽の表面に見えるもの―黒点の不思議(ガリレオ・ガリレイを記念した世界天文年;黒点観測の歴史とその意味 ほか)
第4章 躍動する太陽―太陽フレアはなぜ起こるのか(太陽フレアの発見とその研究;いろいろ光で太陽フレアを見てみよう ほか)
第5章 太陽を探る―さまざまな観測衛星と観測装置(太陽を知ることは、大宇宙を知る第一歩;日本の太陽観測・研究の歴史は非常に古い ほか)

著者等紹介

矢治健太郎[ヤジケンタロウ]
1966年生まれ。大阪府出身。立教大学理学部特任准教授。91年東京大学教養学部基礎科学科第二卒業。96年総合研究大学院大学数物科学研究科天文科学専攻博士課程単位取得満期退学。かわべ天文公園台長、国立天文台研究支援員を経て、現職。専門は太陽物理学、天文教育、科学コミュニケーション。大学では理数教育の地域連携活動のほか、太陽観測衛星「ひので」の観測データを用いた天文教育普及活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。