出版社内容情報
学校では教えてくれない古代日本の真実。
いま、考古学におけるさまざまな発掘が「定説」を覆しつつある。長年論争の的となっている古代史の謎を、最新情報を盛り込みながら解説。
古代史の世界には常に新発見がある。思いもかけないところから、これまで定説と思われていたことが覆ったり、新たな真実が明らかになったりする。
▼たとえば2004年、中国で奈良時代の遣唐使の一員とおぼしき留学生の墓誌が発見され話題を呼んだ。しかし、この人物は日本の記録には一切残っていない人物だった。その姓である「井」から葛井氏説、井上氏説など諸説が飛び出した。また、弥生時代の始まりはこれまでの定説を覆し、現在は800年も遡っている。さらに邪馬台国九州説を裏付ける新説の登場や藤原京の南側に存在した聖なるラインの存在
●序章 古代史を彩る三大論争
●第1章 縄文時代 ~高度な文明が発見されつつある日本のあけぼのを探る~
●第2章 弥生時代 ~稲作伝来と農耕文化発祥の謎に迫る~
●第3章 古墳時代 ~大和朝廷の拡大と統一国家成立の道を追う~
●第4章 飛鳥時代 ~神秘の都飛鳥に隠された律令国家成立の謎に迫る~
●第5章 奈良時代 ~仏教文化を隆盛に導いた朝廷内の紆余曲折を解き明かす~
●第6章 平安時代 ~絢爛たる千年の都の闇に潜む藤原氏の陰謀を暴く~
内容説明
新発見と発掘で次々に明らかになる古代日本の実像。これまでに「わかった」ことと「わかっていない」こと。
目次
序章 古代史を彩る三大論争
第1章 縄文時代―高度な文明が発見されつつある日本のあけぼのを探る
第2章 弥生時代―稲作伝来と農耕文化発祥の謎に迫る
第3章 古墳時代―大和朝廷の拡大と統一国家成立の道を追う
第4章 飛鳥時代―神秘の都飛鳥に隠された律令国家成立の謎に迫る
第5章 奈良時代―仏教文化を隆盛に導いた朝廷内の紆余曲折を解き明かす
第6章 平安時代―絢爛たる千年の都の闇に潜む藤原氏の陰謀を暴く
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。1979年、東京大学大学院国史学博士課程を修了。明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組む一方、執筆活動も精力的に展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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