出版社内容情報
市民が地域で進める新しいビジネス手法とは。
シニアや主婦、学生など市民が主体となって地域の課題を解決するCB。創業までの手引き、参考となる事例を紹介するガイドブック。
聞き慣れない言葉かもしれないが、「コミュニティビジネス」(CB)は、「地域密着のビジネス」「市民の視点に立った事業」として、いま注目を集めている。たとえば、団塊の世代が自らの経験を生かして地域で人材派遣業を実施したり、主婦が子育ての経験を生かして一時保育の施設や配食サービスを始めたり…といった事例を思い浮かべてもらえればいい。
▼CBへの関心が高まる背景には、自治体や地域で、公的サービスの担い手が必要になってきたこと、シニアや主婦などの地域での活躍の場所が求められていることなどがあげられる。また、ボランティアを維持、継続するためには、事業の視点も必要となるためにCBが最適な方法と取り沙汰されている。
▼本書は、NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターが中心となりまとめられたガイドブック。起業ノウハウから事業計画書の書き方、自治体の取り組みなどを紹介している。
●第1章 コミュニティビジネスが新しいライフスタイル
●第2章 地域ネットワークのつくり方
●第3章 コミュニティビジネスの支援体制
●第4章 誰にでもできるコミュニティビジネス
●第5章 起業プランをつくってみよう!
目次
第1章 コミュニティビジネスが新しいライフスタイル(コミュニティビジネス(CB)とは?
コミュニティビジネスにはこんな活動がある ほか)
第2章 地域ネットワークのつくり方(協働のパートナーシップが成功のカギ;地域ネットワークづくりのポイント ほか)
第3章 コミュニティビジネスの支援体制(コミュニティビジネスの支援策とその成果;関東経済産業局コミュニティビジネス・NPO活動推進室 ほか)
第4章 誰にでもできるコミュニティビジネス(大切なのは心の持ち方;成功者から学ぶCB運営のコツ ほか)
第5章 起業プランをつくってみよう!(自分のコミュニティビジネス設計をしてみよう;誰でもできる起業ノウハウ ほか)