雑学3分間ビジュアル図解シリーズ
相対性理論

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569640778
  • NDC分類 421.2
  • Cコード C0042

出版社内容情報

100年たった「物理大革命理論」をスッキリ解説。

謎と不思議に満ちたアインシュタインの世界と難解な相対性理論を数学・物理の専門知識を持たない人にもわかるようにやさしく詳しく解説。

天才アインシュタインは何を考えていたのか――。

▼1905年、アインシュタインが奇想天外ともいうべき「特殊相対性理論」、光は波動と粒子の二重の性質を有するという「光量子説」を発表し、ニュートン力学以来築かれてきた真理の絶対性が否定された年です。それから100年目にあたる本年に、相対性理論が如何に生まれ、どう社会に取り入れられて来たのかを、改めて問い直します。

▼相対性理論を簡単に分かりやすく解説した本が多い中で、この理論がどのような背景の中で生まれ、どのような過程を経て出てきたのか、意外に知られていません。本書は、最小限の数式を加え、相対性理論を正しく理解できるよう配慮しつつ、理論の筋道を追う楽しさを紹介しています。難解と敬遠されがちな物理学の本当の面白さがこの理論を通して「なるほど、そうだったのか!」と分かり、人類の英知に感動できる一冊。

●第1章 美しき「相対性理論」への道 
●第2章 相対性理論以前の物理学 
●第3章 新しい扉を開いた特殊相対性理論 
●第4章 力学分野の特殊相対性理論 
●第5章 一般相対性理論と重力理論 
●第6章 特殊相対性理論と量子力学 
●第7章 一般相対性理論と宇宙

内容説明

1905年は科学の歴史にとって、画期的な年でした。アインシュタインが、奇想天外ともいうべき「特殊相対性理論」と、光は波動と粒子の二重の性質を共有するという「光量子説」を発表したのです。当時、物理学は、ニュートン力学以来築かれてきた真理が絶対的と思われていた時代でした。そこに登場したアインシュタインの2つの理論によって、その科学の絶対性が否定されたのです。2つの理論の登場は、1905年を、科学史上における重大な科学革命の年にしたのです。

目次

第1章 美しき「相対性理論」への道―人類が自然科学と法則を手にするまで
第2章 相対性理論以前の物理学―力学と電磁気学
第3章 新しい扉を開いた特殊相対性理論―ニュートン力学の絶対性に挑む
第4章 力学分野の特殊相対性理論―特殊相対性理論の成果
第5章 一般相対性理論と重力理論―一般相対性理論の考え方と基礎原理
第6章 特殊相対性理論と量子力学―特殊相対性理論の検証
第7章 一般相対性理論と宇宙―一般相対性理論の検証と今後の科学

著者等紹介

菅野礼司[スガノレイジ]
1930年、千葉県生まれ。大阪市立大学名誉教授。理学博士。京都大学理学研究科博士課程修了。大阪市立大学理学部物理学科助手を経て教授。専門は素粒子理論および科学論。科学哲学と科学教育に関心が深く、さまざまな活動に精力的に参加している

市瀬和義[イチノセカズヨシ]
1950年、長野県生まれ。富山大学教育学部教授。理学博士。広島大学大学院理学研究科修了。長野県で小学校教員を経て、現職。専門は物性物理学。富山湾の蜃気楼の研究など、幅広く活動。理科教育に関心が深く、「おもしろ科学実験in富山」実行委員会委員長
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