安倍晴明伝説

安倍晴明伝説

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  • サイズ A5判/ページ数 137p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569608846
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

  魑魅魍魎が跋扈した闇の都・平安京。その闇をはらすべく、超然と立つ陰陽師・安倍晴明の世界を緻密な研究と凛然とした写真で展開。  一千年以上前の日本では、人智のはかりしれない「もののけ」たちが、そこかしこに跋扈していた。特に都のおかれた平安京は、人間の中に宿る、妬み、嫉み、怨みも相まって、不穏な空気を糧とした魑魅魍魎どもがはびこっていた。が、その闇を一払する男がいた。??安倍晴明である。中国伝来の陰陽道に精通し、鬼を自身の手下として使う、平安京きっての陰陽師だ。晴明は天文学、暦学のスペシャリストであり、呪力をもって人の心に巣食う魔を仰えた。 この陰陽師は平安時代の人々はもとより、現代人をも魅了する。本書は、長年、晴明を研究し続けている著者による晴明入門書である。また若手写真家によるイメージ写真は、平安京と晴明の幻影を十二分に伝えてくれる。他に、荒俣宏ら、晴明を題材とした作家たちのエッセイも掲載、盛りだくさんの内容で、読みごたえのある一冊。 現代人の心にも、鬼は棲んでいる。その鬼の本質を、晴明ならば答えてくれるかもしれない。  [第1章]晴明13夜話 ●白狐 ●一族 ●美少年 ●見鬼 ●呪術 ●鬼門 ●式神 ●仇敵 ●内裏 ●源博雅 ●晴明桔梗 ●死と再生 ●冥府 [第2章]晴明3独話 ●大陰陽師に出会った頃 ●脈々と続く祭神・晴明 ●くせのある陰陽師 [第3章]晴明11道 ●福島 ●茨城 ●千葉・神奈川 ●静岡・山梨 ●愛知 ●長野・岐阜 ●福井 ●京都 ●大阪・和歌山 ●岡山 ●香川・福岡 [第4章]晴明4余話 ●橋と西洋人の話 ●晴明の姉と家訓 ●怪異空間の話 ●龍神村の妖怪話

内容説明

陰陽師現る!平安京の闇に魑魅魍魎が徘徊し、陰陽五行の聲が聞こえる。全国各地の晴明伝説の地を一つ一つ訪ね歩いた、十年間のフィールドワーク。

目次

第1章 晴明13夜話(白狐;一族;美少年 ほか)
第2章 晴明3独話(大陰陽師に出会った頃;脈々と続く祭神・晴明;くせのある陰陽師)
第3章 晴明11道(福島;茨城;千葉・神奈川 ほか)
第4章 晴明4余話(橋と西洋人の話;晴明の姉と家訓;怪異空間の話 ほか)