内容説明
平和・民主ボケ世論を糺す。中東危機・中国報道・消費税反対運動・皇室問題…。繁栄の極みの中で、持つべき価値を喪失し一時の感情論に支配される日本社会のあり方に痛烈な批評を加えた著者最新の評論集。
目次
リクルート報道のいかがわしさ
天皇報道の総括
皇室を開き放しにしてはいけない
儀礼を忘れた日本人
リクルート報道の穢さ
第一権力としてのマスコミ
中国報道の醜態
消費税反対運動の愚味
難民問題という難問
プライバシー権の擁護
ペレストロイカの危うさ
安全ボケの島国
馬鹿騒ぎのあとの重いツケ
ジャングルのなかの構造協議
現代の魔女狩り―桑田問題
人間性社会主義の偽善
選挙改革の難点
安保廃棄論の迷妄
体罰教育の表裏
クウェート事変にうろたえる日本
「中東貢献策」の軍事的性格
経済一流、経済人三流