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出版社内容情報
日本美術の視点から解き明かす、映像美と革新性の源泉。
新作映画『未来のミライ』が公開する細田守作品の魅力を、美術の視点で読み解く一冊。日本美術という長い歴史の流れのなかで見るアニメーションについて細田守、松嶋雅人(東京国立博物館)が語り合う対談をはじめ、ふんだんな図版とともに美術とアニメーションのかかわりを明かすビジュアルギャラリーなどを収録。
松嶋雅人［マツシママサト］
著・文・その他
内容説明
日本美術の視点から解き明かす映像美と革新性の源泉。
目次
細田守の描くミライ（松嶋雅人）
日本美術のＤＮＡ
対談１ 細田守×松嶋雅人―日本美術の先端にアニメーションのミライがある。
未来のミライ 映画のミライ（松嶋雅人）
日本美術から細田守を読み解く（松嶋雅人）
対談２ 細田守×松嶋雅人―過去から未来へ。時をかける対談 心打つ作品とは？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポップ430
9
主人公が4歳の男の子の」映画は少ない。クレヨンしんちゃんより若い2018/08/02
さやか
8
アニメーションの歴史が70～80年とそこまで長くないことを初めて知った。絵画とアニメがどう結び付くのかと思ったけど、一画面の中で表現するのにこんなに細かいことに気を使っていたのかと驚き。それによって自然と場面や話の流れが入ってきているのか。2018/08/22
いわきりなおと
2
日本美術と細田アニメの図版がたくさん載っててとてもいい本です。細田監督との対談記事も読み応えありです。2018/08/07
Satan_0707
1
日本画の特徴と、アニメを一枚一枚の『絵』の連続と捉えると重なり合う表現技法がたくさんあることを図を踏まえて教えてくれる。異世界にあるときの特徴、物語を象徴するシーンの記号など。誰もが映画に対して『印象深いシーン』があると思うが、なぜ印象に残るのか、という技を解説してくれるかのような本。映画の見方の1つとして、引き出しをもらえた。2020/04/27
