内容説明
本書は、保育の中で起こる出来事に焦点をあて、保育者の役割や専門性について、さまざまな角度から論じている。
目次
1 保育のレベルアップの基本(遊びの充実と保育者の役割;保育の楽しさと難しさ;子どもの主体性と指導の計画;「偶然」に気づいていく世界と環境の構成)
2 保育のエピソードからレベルアップ(「もう、しません」と、言ったでしょ;指導計画の作成で思うこと;子どもの心にふれる;保育者としての「自分」に出会う;親と子の育ちの場として;クラス担任としての自覚;園内研修の中で思うこと;「ひとりひとりのよさを生かす」ということ;子供の論理とつきあう;情報化社会に生きる子どもたち;小学校から転勤してきた保育者から学んだ事;ティーム保育と保育者の資質向上)
著者等紹介
神長美津子[カミナガミツコ]
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官(併任:文部科学省初等中等教育局幼児教育課教科調査官)。1950年生まれ。宇都宮大学大学院修了。宇都宮大学教育学部附属幼稚園において20年保育実践。その後、文部省初等中等教育局幼稚園課教科調査官を経て、2001年に現職へ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。