内容説明
19世紀半ばの英国東部。1年前に夫が事故死し、伯爵未亡人となったラリーサ(ラーラ)は、夫のハンター亡き後、慈善活動を生きがいに暮らしていた。愛の無い辛い結婚生活だったため、ラーラはその死を悲しみこそすれ、冷淡で傲慢で貞操観念さえなかった夫から解放された今の人生をありがたくも思っていた。そんなある日、思いがけない知らせがもたらされる。ハンターが生きているというのだ。ラーラは、ひとりで生きていく自信をつけ始めたところだった。ところが、ハンターは以前の彼とは別人のように優しい夫に変身していた。過去の身勝手な振る舞いを悔い、これからはラーラだけを愛し大切にしていくと彼女に宣言する。ラーラは本当に夫なのかと疑念を抱きつつも、そんな彼に強く惹かれていく。しかし、夫に対する疑惑がないわけではない。彼は果たして本物なのだろうか…。
著者等紹介
クレイパス,リサ[クレイパス,リサ][Kleypas,Lisa]
1985年にミス・マサチューセッツに選ばれ、アトランティックシティで開かれたミス・アメリカ・コンテストにも出場した。ウェズリー・カレッジで政治学を専攻したあと、21歳で処女作を出版。彼女の作品は「ニューヨーク・タイムズ」、「USAトゥデイ」、「パブリシャーズ・ウィークリー」、米国最大の書店チェーン、ウォールデンブックスなどのベストセラー・リストの常連である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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