内容説明
著者は動物の気持ちがわかり、彼等と話ができる女性。動物と会話できるという能力を隠してきたが、ふとしたことで人々に知られることに。以来、著者は自分の牧場の仕事以外に、依頼人の要請でさまざまな動物たちの具合をみるようになった。どんなにひどい目にあおうと、じっと耐え、飼い主に従うしかない哀れな動物たち、無理解な人間にかこまれ、感情を枯渇させてしまった動物たち…。ニッチの誠実さ、深い愛情が彼等を優しく包み込む。動物たちは静かに語り始めた…。
目次
きのうと同じあしたはない
もう後戻りはできない
始末屋
ちょっとしたコツ
ビッグ・ブレックファースト
アリストテレス
ヘクターの声
羊、羊、羊
フラワー
理解力の問題〔ほか〕