出版社内容情報
現代短歌の第一人者が15年以上にわたって書き綴ったエッセイ。歌の環境を構成する因子をさまざまな角度から検証していく。
【著者紹介】
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒。京都産業大学総合生命科学部学部長。『塔』主宰。朝日新聞歌壇選者。「饗庭」で読売文学賞、「風位」で迢空賞等受賞。紫綬褒章受章。著書に「もうすぐ夏至だ」など。
内容説明
いま歌えることは、いま歌うしかない。いましか歌えないことを歌うからこそ、その歌の時間は、作者そのものの時間なのである。主宰短歌誌「塔」で20年近くにわたって連載された人気エッセイを集大成。
目次
1(まねてみる―型と個性;歌の環境;見えたものは終わったものか―エコールの現在性 ほか)
2(読みをめぐって―佐佐木・馬場発言の重要性;厳選に触れて;岡部桂一郎が読みたい ほか)
3(組織と停滞―五十年から次の十年へ;平塚運一画伯の歌;平塚運一画伯のこと ほか)
著者等紹介
永田和宏[ナガタカズヒロ]
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒。京都大学再生医科学研究所教授などを経て、現在京都産業大学総合生命科学部学部長。大学在学中に短歌を始め、高安国世に師事、その後を継いで現在「塔」主宰。故河野裕子と結婚。宮中歌会始詠進歌選者。朝日新聞歌壇選者。1999年、歌集『饗庭』で第50回読売文学賞。2004年、歌集『風位』で第54回芸術選奨文部科学大臣賞、第38回迢空賞受賞。2009年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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