新樹滴滴

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新樹滴滴

  • 永田 和宏【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 白水社(2013/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560082867
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

現代短歌の第一人者が15年以上にわたって書き綴ったエッセイ。歌の環境を構成する因子をさまざまな角度から検証していく。

【著者紹介】
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒。京都産業大学総合生命科学部学部長。『塔』主宰。朝日新聞歌壇選者。「饗庭」で読売文学賞、「風位」で迢空賞等受賞。紫綬褒章受章。著書に「もうすぐ夏至だ」など。

内容説明

いま歌えることは、いま歌うしかない。いましか歌えないことを歌うからこそ、その歌の時間は、作者そのものの時間なのである。主宰短歌誌「塔」で20年近くにわたって連載された人気エッセイを集大成。

目次

1(まねてみる―型と個性;歌の環境;見えたものは終わったものか―エコールの現在性 ほか)
2(読みをめぐって―佐佐木・馬場発言の重要性;厳選に触れて;岡部桂一郎が読みたい ほか)
3(組織と停滞―五十年から次の十年へ;平塚運一画伯の歌;平塚運一画伯のこと ほか)

著者等紹介

永田和宏[ナガタカズヒロ]
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒。京都大学再生医科学研究所教授などを経て、現在京都産業大学総合生命科学部学部長。大学在学中に短歌を始め、高安国世に師事、その後を継いで現在「塔」主宰。故河野裕子と結婚。宮中歌会始詠進歌選者。朝日新聞歌壇選者。1999年、歌集『饗庭』で第50回読売文学賞。2004年、歌集『風位』で第54回芸術選奨文部科学大臣賞、第38回迢空賞受賞。2009年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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双海(ふたみ)

9
本書は、平成7年から20年近くにわたり、著者が主宰する短歌誌「塔」に書き継いできたエッセイをまとめたもの。短歌の「歌い捨て」時代といわれる現在にあって、歌をつくる意味を問う。「いま歌えることは、いま歌うしかない。いましか歌えないことを歌うからこそ、その歌の時間は、作者そのものの時間なのである」「とことん傾倒して、それから脱却する」「自らの時間のすべてをそこに刻み込もうとしている総体を指して、歌人と言いたい」2023/10/09

はち

6
私は塔の会員だが、永田さんが主宰されていた時期をほぼ知らない。3ヶ月、しかもまだ詠草が掲載されていない時期だけだった。まぁ入ったきっかけがきっかけなので仕方ないのだけれど…。さて、この一冊は塔に掲載されていたエッセイをまとめたもの。会員向けの話になる。その時期の歌壇の状況や塔の内側のことを知らないとわかりにくい部分もあるだろう。歌人や結社の話が多いけど、研究生活の話の面白いこと。普段あまり見ない側面の永田さんを垣間見た。選者引退まで数年しかないのか…。もう少し続けていただきたい。2016/03/04

M

4
歌人として研ぎ澄まされてきた豊かな感性で書かれており、同時代の歌の内容の批評はもちろん、その背後にある連綿とした歌の生理の変化にまで踏み込んでいて、歌とともに自分の時間を意識しながらも時代を俯瞰している。歌を詠むからこそ、自分の人生の時間をより一層肌で感じ、意識させ、発せざるを得ないことばが紡がれてゆき、他者の歌を聞くことで、自分を意識し、歌もまた、生命の営みの中で、その人なりの感性を研ぎ澄ませることによって深められていく。著者のあと自分はどのくらい歌が残せるのかという視点は尊く、形容しがたいものがある。2019/11/25

私的読書メモ3328

1
種々多様なエピソードが楽しめました。しかし、主宰している結社誌に掲載していたものをまとめたものなので、著者とその周辺についての知識が無く、これだけを読むのは少し辛そうです。また、他の著作も合わせて読んだ方が、同じ人物・場所・出来事の他のエピソードも知れたりして、より楽しめるでしょう。2015/01/21

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