内容説明
風土が生み出した食材を用い、地域独特の方法で調理し食される「風土食」。米、大豆など馴染みの食材から昆虫食にいたるまで、年々失われつつある日本の食文化の多様性を語る。
目次
晴の食としてのお餅
端午の節供の行事食
朴葉味噌と朴葉巻
御幣餅―山の神に供える行事食
田植え儀礼から生まれた田楽料理
甲州名物ホウトウ料理
『東海道五十三次』に描かれた名物
中山道六十九次の名物
日本史のなかの栗
小布施栗と栗菓子〔ほか〕
著者等紹介
市川健夫[イチカワタケオ]
1927年生、1948年東京高等師範学校卒。地理学・地誌学専攻、理学博士。長野県立歴史館館長、東京学芸大学名誉教授
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