目次
第1章 山村クラフトの歩み(大量生産の時代に「立ち止まった工業デザイナー」秋岡芳夫との出会い;山村クラフトとは何か ほか)
第2章 地域で生まれた山村クラフト作品(山村クラフトの始まり―地元ならではの素材を生かし、地域で裏作工芸に取り組む;小径木、曲がり材・廃材・薪用材、樹皮を生かす ほか)
第3章 山村クラフトの技法(木材の入手から乾燥・木取りまで;木工ろくろを活用した山村クラフト ほか)
第4章 山村クラフトのグランドデザイン(人を育むデザイン;売り方をデザインする ほか)
著者等紹介
時松辰夫[トキマツタツオ]
木工デザイナー、アトリエときデザイン研究所代表。1937(昭和12)年大分県九重町生まれ。1980年に43歳で大分県日田産業工芸試験所を退官。工業デザイナー・秋岡芳夫氏が指導する東北工業大学の第三生産技術(コミュニティ生産技術)研究室に招聘されて研究員となり、岩手県旧大野村や北海道置戸町で、木工を通したまちづくりに深くかかわる。1991年には「アトリエときデザイン研究所」を大分県湯布院町に開設。後進の指導にあたりつつ、湯布院のまちづくりにも参画。第12回国井善太郎産業工芸賞(1984年)、第36回九州クラフトデザイン展グランプリ(1998年)、第47回日本クラフトデザイン協会日本クラフト展日本クラフト大賞・経済産業大臣賞(2008年)など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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