• ポイントキャンペーン

ルーラルブックス
武蔵野・江戸を潤した多摩川―多摩川・上水徒歩思考

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784540142635
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0026

内容説明

武蔵野・江戸にとって多摩川からの利水、玉川上水の開削は悲願であった。水田地帯と異なる台地開発はどのように行なわれたのか。野火止用水、青山上水、三田上水、千川上水など、現場を歩き実証的に考察する。

目次

第1部 多摩川源流を訪ねて(序 源流へのみちのり;河口は多様な生きものの生息場所;河口周辺の今昔;多摩川と江戸を結ぶ羽田の水運;東海道の大橋―六郷橋と多摩川大橋 ほか)
第2部 武蔵野・江戸を潤した多摩川の上水・用水(玉川上水の謎;野火止用水開通の風景;まぼろしの青山上水;千川上水再発見;三田上水紀行)

著者等紹介

安富六郎[ヤストミロクロウ]
1932年、東京都生まれ。東京大学農学部卒。東京農工大学名誉教授。元山崎農業研究所所長。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

7
前半は河口から源流まで多摩川をたどる。ただし、沢登りの遡上じゃなくて、川に沿った道を日を継いで歩いた記録だから、冒険的な要素は乏しい。その代わりに歴史風土に筆を割いて、生活に密着した多摩川が描きだされている。後半は、玉川上水、野火止用水、青山上水、千川上水、三田上水といった、多摩川から引水した用水路、正確には玉川上水と支線について考察する。土木工学的な視点からの解説が多いので、当時の技術水準にあらためて驚かされる。青山上水って知らなかった。昔は玉川上水って危なかったんだねぇ。 (★★★☆☆)2017/01/20

sh

1
多摩川及び、そこから水を分ける上水の話。主に工学的な観点から記載されており、非常に興味深い。更に調べてみたいと思わせる一冊。2019/04/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9694915
  • ご注意事項