内容説明
こんな時代だからこそリーダーの優劣が勝敗を左右する。幸之助イズムには、上に立つ人が守るべきこと・為すべきことの心得が凝縮している。
目次
プロローグ なぜ幸之助は人の心をつかむのか―尋常小学校中退から“経営の神様”になった不屈の実践学
第1章 利益は還元せんとイカン―利益配分の法則を十歳にして会得した船場商法の極意
第2章 電気の時代が来たんや―電気の時代到来を読み取った先見性と行動力
第3章 “水道哲学”にみる幸之助商法の真髄―良い商品を、いかに安く、たくさん売るか
第4章 人は動かすもんやない、動くものや―幸之助流“人の育て方・活かし方”
第5章 人を信じ、自分を信じる―すべては人のため、会社のため、社会のために
著者等紹介
本多晋介[ホンダシンスケ]
東京生まれ。日本大学芸術学部卒。『日刊ゲンダイ』創刊時より連載「社長の私生活」を10年以上に亘り担当。経済記者として数多くの経営者、企業を取材し、背景を深掘りした躍動感あふれる記事に定評がある。この間、ニューヨークで取材活動を体験。その後個人を対象に言語学を基本にする育成セミナー会社を主宰する。その傍ら企業物を中心に執筆活動も精力的にこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
9
経営の神様と呼ばれた、幸之助の根っこを探る一冊。 熱海会談のエピソードの章を読んでいて、公共の場で号泣してしまって化粧がはげた。仕事のために読んだのに、こんな泣かされるとは思わなかったので油断していた。急にきたから。2012/08/15
kentatnek
1
再読ということに驚いた。2023/05/24
Mr.T
0
伝記はあんまりすきじゃないかも。2014/03/05
あずさ
0
よく、尊敬する人は誰ですかという質問の答えにあがる松下幸之助。初めて松下幸之助に関する本を読んだけど、とても読み応えがありました。周囲の人間、人としての素直さなど、様々なものに恵まれていた人だったんだと思った。2014/02/11
SORA
0
松下幸之助氏のエピソードを踏まえた伝記。信じた人をとことん信頼する懐の広さ、国民を豊かにしたいという情熱。こんな松下さんのためにも、期待に応えたいと思ってしまうかも。2011/02/08