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内容説明
「罪と罰」「悪霊」に巧妙かつ複雑に張りめぐらされた「仕掛け」を解き明かす。
目次
序章 なぜ、今、ドストエフスキーか?(ドストエフスキーを読まずして人類の運命を語ることなかれ)
第1章 ドストエフスキー〈数字に隠された暗号〉(『罪と罰』暗号の導入部;「踏み越え」の時と場所―『罪と罰』の世界を解明する1~13の数字;悪魔の数字「666」を刻まれたラスコーリニコフ;作品の日付―数・曜日の神秘的運命性;死と再生の秘数・28)
第2章 ドストエフスキー〈社会主義批判の暗号〉(ドストエフスキーの社会主義批判―復活した666から現代の666へ;ワラウ悪魔・ピョートルの現代性)
第3章 ドストエフスキー〈思想に隠された暗号〉(ラスコーリニコフの思想に潜む謎;ソーニャの〈踏み越え〉身売りの謎;〈踏み越え〉の時間・〈6から9〉の謎;“ラザロの復活”にみる『罪と罰』の核心)