DSM‐5を診断する

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  • サイズ B6判/ページ数 143,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535984226
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

精神医学の「聖書」はいかに作られ、改訂されてきたか。製薬企業や患者団体の影響、精神疾患の定義・分類に潜む根本問題とは。

DSMとは何か

第1章 DSM‐5 変更点の概観
第2章 改訂プロセスに関する論議 DSMと製薬産業
第3章 改訂プロセスに関する論議 透明性と患者の関与
第4章 内容にかかわる論点 新たな診断の誕生――ためこみ症
第5章 内容にかかわる論点 自閉スペクトラム症の境界の変更
第6章 フィールドトライアル DSM‐5と信頼性の新たな危機
第7章 DSMの未来

訳者解説

【著者紹介】
ランカスター大学上級講師

内容説明

精神医学の「聖書」に潜む罠。精神疾患の分類における根本問題、そしてDSMの未来とは。

目次

第1章 DSM‐5―変更点の概観
第2章 改訂プロセスに関する論議―DSMと製薬産業
第3章 改訂プロセスに関する論議―透明性と患者の関与
第4章 内容にかかわる論点―新たな診断の誕生―ためこみ症
第5章 内容にかかわる論点―自閉スペクトラム症の境界の変更
第6章 フィールドトライアル―DSM‐5と信頼性の新たな危機
第7章 DSMの未来

著者等紹介

クーパー,レイチェル[クーパー,レイチェル] [Cooper,Rachel]
ケンブリッジ大学で科学史・科学哲学の学位を取得。現在イギリス・ランカスター大学上級講師。精神疾患の分類をめぐる概念的問題を主な研究テーマとする

植野仙経[ウエノセンケイ]
1976年福岡県生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科で精神病理学・精神分析学を学び修士号を取得。岐阜大学医学部卒業。現在、京都府立洛南病院勤務。専門は精神医学

村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。マックスプランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、京都大学大学院医学研究科精神医学教室教授。専門は精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

34

19
ボルヘスが紹介している、あまりに恣意的な中国の百科事典をおもい浮かべずにはいられない。あれはおそらくボルヘスの創造だが、もし仮にあれが現実のものであったとしたら、あの恣意的な分類は、事典の筆者がまわりの人間のあまりに多様な要請を愚直に聞き届け、そのまま反映させた結果にちがいないと、本書を読んでつい想像した。もう一つおもい浮かべたのは、ジェローム・K・ジェロームのユーモア小説に出てくる、体調がわるいときに医学全書を繙いて、AからZまで、記載されているあらゆる病状が自分に当て嵌まると考えるお馬鹿な主人公だ。2017/07/28

ステビア

14
100頁強の小さな本。すこしあっさりしすぎなきらいもある。DSMが精神疾患の唯一の分類であるのは、そう長くないかもしれない。2017/02/09

蘇我クラフト

4
ADHDは本当に診断されるべきか?これから広範囲になって行き病名が増える本当の理由は製薬会社の利益のためだけ? 色々なDSM5についての疑問を論文のようにまとめてある。素晴らしい。2023/09/11

PukaPuka

1
先日、研修医の時から診ている患者さんの親御さんから、「あの子ももう〇〇歳になったけれど、精神科の治療って癌の治療とかと違って、進歩しないんですね」と言われ、リハビリテーションの充実と新薬の若干の良さ以外は、同意する他なかった。DSMも5になったところで、本来病因から区分されるべき診断基準からは相変わらず程遠い、精神科診断学のダメ出しに過ぎない、とわかる。2019/03/05

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