出版社内容情報
精神医学の「聖書」はいかに作られ、改訂されてきたか。製薬企業や患者団体の影響、精神疾患の定義・分類に潜む根本問題とは。
DSMとは何か
第1章 DSM‐5 変更点の概観
第2章 改訂プロセスに関する論議 DSMと製薬産業
第3章 改訂プロセスに関する論議 透明性と患者の関与
第4章 内容にかかわる論点 新たな診断の誕生――ためこみ症
第5章 内容にかかわる論点 自閉スペクトラム症の境界の変更
第6章 フィールドトライアル DSM‐5と信頼性の新たな危機
第7章 DSMの未来
訳者解説
【著者紹介】
ランカスター大学上級講師
内容説明
精神医学の「聖書」に潜む罠。精神疾患の分類における根本問題、そしてDSMの未来とは。
目次
第1章 DSM‐5―変更点の概観
第2章 改訂プロセスに関する論議―DSMと製薬産業
第3章 改訂プロセスに関する論議―透明性と患者の関与
第4章 内容にかかわる論点―新たな診断の誕生―ためこみ症
第5章 内容にかかわる論点―自閉スペクトラム症の境界の変更
第6章 フィールドトライアル―DSM‐5と信頼性の新たな危機
第7章 DSMの未来
著者等紹介
クーパー,レイチェル[クーパー,レイチェル] [Cooper,Rachel]
ケンブリッジ大学で科学史・科学哲学の学位を取得。現在イギリス・ランカスター大学上級講師。精神疾患の分類をめぐる概念的問題を主な研究テーマとする
植野仙経[ウエノセンケイ]
1976年福岡県生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科で精神病理学・精神分析学を学び修士号を取得。岐阜大学医学部卒業。現在、京都府立洛南病院勤務。専門は精神医学
村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。マックスプランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、京都大学大学院医学研究科精神医学教室教授。専門は精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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34
ステビア
蘇我クラフト
PukaPuka