内容説明
躁うつ病と奮闘する患者・家族と精神科医の等身大の姿を描いたロングセラー。最新の状況に合わせてバージョンアップ。
目次
家族が泣いた、そして笑った
特効薬があるのに
フォアグラの味
「研究ばっかり!」
巣立ちのとき
じっとしていられない
瞼が垂れる
脳にはたらく薬たち
いのちいのちいのちいのち…
大地震〔ほか〕
著者等紹介
加藤忠史[カトウタダフミ]
1963年東京生まれ。1988年東京大学医学部卒業。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部付属病院講師を経て、現在、理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームシニアチームリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱんだぉ
2
双極性障害を治療する医師として、また原因を追及する研究者として経験されたエピソードを元に、患者さんとのやりとり、治療の試行錯誤などを紹介し、双極性障害とはなんぞや、を教えてくれる良書です。非常に読みやすく、双極性障害が初めての方もすぐに馴染めると思います。2013/12/04
陽香
1
201303202014/10/10
うさうさ
1
双極性障害の研究医、加藤先生(@KatoTadafumi)の書。第二版の改定から5年。引き続き、患者と医師のケーススタディが中心で、この5年間で変わった事が追記されている。改めて読むと、家族も含めて皆それぞれに壮絶な戦いをされてきたのが分かる。薬を勝手に止めて再発するとか、私には怖くて出来ないけど、服薬を継続するのも困難な人もいるということか。次回は双極性Ⅱ型障害のケーススタディも読みたい。2013/10/04
quemuri
0
典型的な臨床例から難しい例まで、易しい言葉で紹介。双極性障害を知るための初めの一冊としても良いかと思われる。2016/07/26
Kazuo
0
イラスト本の着想となっている本。著者は理研で躁うつ病の研究をリードしている人らしい。2014/03/06