感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
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いじめ。ネットで陰湿、潜在化。集団リンチ。そして、学校や職場で。どうしてかくもいじめが至る所、世代で顕在化するのか。日本人だけ異常に発生しているのか。フラストレーション(21頁)。キレる。これらがいじめという形で表出。いじめる側、いじめられる側の当事者。双方に入らない、傍観者。こうした構造が一般的に思えるが、構造的問題をどう改善していけるか。実際、教員採用試験でも教委に都合のよい人を雇う、という目的である。採用しないという不採用いじめもある。学位を出さないというアカハラもある。中島義道先生の心象を察する。2013/09/21