「怒り」を整理する技術―プロカウンセラーが教える

キャノン，マーシャ【著】〈Ｃａｎｎｏｎ，Ｍａｒｃｉａ〉/山本 えりこ【訳】

日本実業出版社（2013/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 254p／高さ 19cm
• 商品コード 9784534050519
• NDC分類 141.6
• Cコード C0030

内容説明

突然に湧き上がる、抑えきれない「怒り」。消すことができない、しつこい「怒り」。その下には「本当は自分をこう扱ってほしかった」「こんなことは起こるべきじゃない」といった、満たされない気持ちが隠れている。その感情に気づいたら、怒りを前向きな行動に変えるチャンス。７つのステップで、怒りのポジティブな面に注目し、豊かな幸福感を手に入れる方法を紹介。

目次

１　Ｓｔａｇｅ１・怒りは、自分を守るためのもの
２　Ｓｔａｇｅ２・怒りに隠された心の傷を癒す
３　あなたの信念はどうやって形づくられたか
４　Ｓｔｅｐ１・怒りに気づいて感情のバランスを整える
５　Ｓｔｅｐ２・自分の考えと感情に気づく
６　Ｓｔｅｐ３・自分自身の正しさを認める
７　Ｓｔｅｐ４・満たされていない欲求に気づく
８　Ｓｔｅｐ５・欲求を満たす行動を起こす
９　Ｓｔｅｐ６・相手の「判断の枠組み」を理解する
１０　Ｓｔｅｐ７・許し―自分を解き放つ
１１　自分自身に怒りを感じた時

著者等紹介

キャノン，マーシャ［キャノン，マーシャ］ ［Ｃａｎｎｏｎ，Ｍａｒｃｉａ］
ライセンスを持つ結婚・家族セラピスト。「ザ・ギフト・オブ・アンガー・プロセス」をテーマとして博士論文を書く。心理療法士として、個人、カップル、グループへのカウンセリングを行い、執筆活動のほか、アメリカ国内の団体や組織を対象に、講演やワークショップを行っている。サンフランシスコ・ベイエリア在住

山本えりこ［ヤマモトエリコ］
静岡県生まれ。外資系企業等で勤務した後、カナダに留学。現在は映画興業会社に勤務のかたわら翻訳に携わる。トロント在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ササキマコト]

「怒り」をポジティブなものと捉えているのが新鮮でした。この手の本のテーマは「どのように怒りを抑えるか」が多いのですが本書は違います。怒りは良いもの！怒りは自分の身を守るもの！そして、怒りはチャンス！怒りを抑えるのではなく、怒りをきっかけとしてより良い人生を送るための方法が解説されていました。まぁ最終的には怒りを昇華することが目的ではありますけどね。そこに至る過程が「人様と自分に迷惑を掛けない範囲で怒りに身を任せちゃえ」的で面白かったです。「ムカつくものはムカつくんだよ！」ってな方は読んでみても良いと思いま

2013/04/22

[シトラス]

怒りからどう踏み出すか？怒りを怒りのままで終わらせずどういう風に昇華させるのかテキなことだったが、話はわかるけどこのプロセスというのが外国風でちょい苦手。

2015/05/04

[すと]

サラッと流し読みをしていたが、怒りを感じる出来事がありエクササイズをやりながらもう一度読み返した。「怒りの根本にある『欲求』に目を向ける」ことができ、なんだか不思議な気分。これからは満たされ心穏やかにすごすことが出来るような気がする。忘れないようにしたい。

2016/06/05

[ぷぅ]

怒りを整理する、というだけあって、怒りの感情を否定するものではありません。 そうよなぁ、と納得のいく話です。 ワークをしてみるともっといろいろわかるのだろうけど、いかんせん、時間もなければ面倒で(^^;;

2017/06/04

[ゼラニウム/フウロソウ科]

図書館にない

2021/11/10