入門の法律 図解でわかる民法

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784534040404
  • NDC分類 324
  • Cコード C0032

出版社内容情報

「相手のウソを真に受けて契約したらどうなるの?」「買ったものに欠陥があった場合の責任は?」「報酬はいつの時点で生じる?」「有効な遺言のやりかたは?」など、複雑な民法の世界を、わかりやすい具体例でやさしく解説。はじめて民法を学ぶ人に最適の1冊。

内容説明

わかりやすい事例で「民法」のポイントをつかむ。錯誤、善意・悪意、公序良俗、抵当権、親族…基礎から民法を学びたい人に。

目次

第1章 民法はどんな法律か(民法の構成はどうなっているか?―総則、物権、債権、親族、相続の5編から成る;錯誤―勘違いによる取引は無効 ほか)
第2章 責任が生じる範囲(過失責任主義―故意または過失がなければ責任を問うことができない;立証責任とは何か?―原告に立証責任が生じる ほか)
第3章 物を支配する権利とは(物権の世界―物権とは特定の物を排他的に支配する権利;一物一権主義―1つの物の上には支配権は1つしか存在しない ほか)
第4章 債権のしくみ(債務不履行―約束違反の問題;不法行為と債務不履行―債権・債務関係の有無が区別のポイント ほか)
第5章 家族法のしくみ(親族の範囲―六親等内の血族、配偶者、三親等内の姻族が親族;親子―養子縁組により相続する権利が発生する ほか)

著者等紹介

山本浩司[ヤマモトコウジ]
1960年、大阪府生まれ。筑波大学附属駒場高校を経て、東京大学法学部を卒業。平成11年にわずか6か月で司法書士試験に合格(当時39歳)。現在、神奈川県司法書士会所属の司法書士。「早稲田セミナーお茶の水校」講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tieckP(ティークP)

4
法の理想を大事にするタイプの著作者とは違い、この著者はきれい事を否定していくことを武器にしていて、「実際はこういう下世話な理由なんだよ」という調子で書いていく。これ自体の楽しさは確かにあり、読みやすい。一方、そうした理想タイプが人生を法律に捧げているのと違って、著者は短期で試験を通ったのが売りなので、背後に深い法的学識があるようには感じない。当人が深い理解をしていないところは難しいまま放置している。ただ学問の入り口では楽しい読み物に時間を割いて脳を慣らすのが有効だと思うので、そういう時間消費には良い本。2019/06/17

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