内容説明
宇宙はどのように始まった？宇宙の始まる前には何があった？宇宙は我々だけの宇宙ではない？宇宙の外には何がある？最新宇宙論はこんな疑問を解き明かす。鍵になるのは量子力学と相対性理論の世界。そこでは、無から宇宙が始まったり、時間に端があるのは常識。ブラックホールを出発し、ワームホールを抜ければタイムトラベルも可能かも…。全項目図解・イラスト入りだから、誰でも宇宙の“一番最初の物語”が楽しめる。
目次
第１章 宇宙の歴史―相対論と量子力学が“はじまり”の誰を解く
第２章 ビッグバン時代の宇宙―物質がバラバラになっている星のない世界
第３章 ビッグバン以後の宇宙―ガスのなかから天体が現われる時代
第４章 ビッグバン初期の宇宙―物質の“はじまり”はこの時代がヒント
第５章 ビッグバン以前の宇宙―インフレーションとホーキングが語る宇宙創世のシナリオ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はーと
2
クォークを繋ぐ色の力に関する解説あり。シンプルな書き方だけど、知的でダイナミック。一読をオオスメします。2015/03/23
Nobuya
0
難しい宇宙の話をできるだけ簡単に解説している。さすがにこれで全体を理解するのは無理と思われるが、大きなイメージはつかめると思う。しかし、これだけ文明が発達したにもかかわらず、自分のいる世界のことがまだこんなにも分かっていないことが面白くて仕方ない。2014/05/16
