内容説明
「筋ジストロフィー」。衝撃の病名告知から19年、車いす生活になって14年。頼りの両腕にも、だんだん力が入らなくなって来た。進行する病と闘い、自らを励ましながら毎日描いた731枚。
目次
田舎の正月
新学期
ボタン
夏グミ
砂丘と漁船
野ぶどう
紅葉と雀
茅茸きの農家と柿
山茶花
からいも育ちはへこたれない
一日一絵を描く
人々に囲まれて
著者等紹介
野崎耕二[ノザキコウジ]
1937年、鹿児島県加世田市生まれ。1955年、鹿児島県立薩南工業高校卒業。57年に上京、東昌国土研究所に勤務。73年、独立。地図編集・製図・イラスト・デザインの仕事を始めるかたわら、グループ七樹会展、千葉県展などに出品、入賞多数。83年に「筋ジストロフィー症」と診断され、一日一絵を描き始める。85年から、東京・千葉・鹿児島で「一日一絵展」を開催し、大きな感動を呼んでいる。88年より車いすを使用。97年、郷里の加世田市から「市特別表彰」を受ける
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