内容説明
「教科書的常識」を疑ってみよう!インフレになっても預金は目減りしない?金利は短期のほうが高い?債券は一物四価?―実証データが雄弁に語る。「目からウロコ」の新・金融常識。
目次
1 投資に関する「常識」を改めて疑ってみよう(「金利は長期のほうが高い」という常識を疑ってみる;為替相場の動きを「えんだか」「えんやす」とのみ表現することはやめよう ほか)
2 データを並べ換えると新たな常識が見えてくる(投資信託のコストをまじめに考える―「だから具体的に収益のどの程度がコストとして徴収されているのか」;アノマリー効果はどこまで検証可能か―「低PER効果」「小型株効果」を国内ファンドでチェックする ほか)
3 計数感覚を磨くとこんな世界が見えてくる(私が日歩を勧めるこれだけの理由―年利よりも日歩のほうにリアリティを感じないか;「経済・金融データにリアリティを感じる法」教えます ほか)
4 もう一段上の投資スキルを手に入れる(「豪ドル建て一〇年ファンドで一二三%元本確保」に人はなぜ魅力を感じるのか;「債権が買われると利回りが下がる」はなぜわかりにくいのか? ほか)
著者等紹介
角川総一[カドカワソウイチ]
(株)金融データシステム(KDS)代表取締役。昭和24年大阪生まれ。わが国初の投資信託関連データベースを管理・運営するかたわら、各種雑誌、新聞などで、金融、マネー論評ならびに講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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