内容説明
リーダーとして、教育者としての器を持った経営者はどれほどいるのか。単に「社長ごっこ」に興じているだけではないのか?業績復活で浮わつき始めた日本の経営者に贈る警告の書。
目次
プロローグ 社長ごっこはもうやめよう
第1章 顔つき
第2章 仕事
第3章 資質
第4章 育ち方
第5章 失敗
第6章 退き際
エピローグ 新しい経営者世代への期待
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県に生まれる。1967年一橋大学商学部卒業。1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちくわ
5
経営者の顔つき、仕事としての役割、資質などから始まり、経営者が失敗をおかす要素から退きぎわの美学といった、起業から退任までの社長哲学ですが、本書は経営者意外でも組織を担う立場の方々は学ぶ事の多い良書です。宮大工棟梁の西岡氏の言葉、「大きな仕事は人に仕事をしてもらうから、どんなに自分が目利きと技量があっても、1人では柱一本持てず建物は建たない。若い頃は1人でやってるような気から部下を叱ってしまう」常に心に留めておかなくてはいけませんね(*´-`)2020/01/26
くまお
1
http://blog.livedoor.jp/kumatiku/archives/1412362.html2010/05/31
たぬれ
0
一つ一つの解説が、なるほどと思わせる書き方がされていた。言葉も平易でありしかもしっかりと理屈が積み上げられなるほど・・でした。2016/07/10
夢仙人
0
いろいろと参考になった。2012/09/04
小野
0
経営者の仕事、生き様、退き際について在るべき姿を書いた本。経営者まではいかなくとも、統括の立場にある人、リーダーの役割を果たしている人、またこれからそのような立場になる人にとって学ぶところが多い一冊。2010/12/21