内容説明
なぜ、組織のなかで人が育たなくなったのか?部下を鍛えることの見返りを見出せない上司、成長を焦って偏狭な専門性に固執し、会社への同化を嫌う若者たち―健全なキャリア構築の視点から、組織の成長に欠かせない“人の成長を生み出す仕組み”を提示する。
目次
第1章 なぜいま組織で人が成長しにくいのか(暗黙の人材育成機能だったOJTの崩壊;若者たちの焦りと思い込み ほか)
第2章 何が若手社員を成長させるのか(成長は、仕事を通じてこそ得られる;組織は何をすべきか ほか)
第3章 多様な成長パターンを用意する(なぜ成長の多様性なのか;仕事のプロフェッショナル化による成長 ほか)
第4章 自らキャリアを切り開いていく力をつける(健全なキャリア自律概念とは何か;健全なキャリア自律概念の四つの特徴 ほか)
第5章 新たな人材育成のための仕組みをつくる(上下関係の育成に頼らない学習する組織の構築;管理志向のマネジメントスタイルからの脱却 ほか)
著者等紹介
高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1954年東京都生まれ。78年東京大学工学部航空学科を卒業し、日本国有鉄道(現JR)に入社。84年プリンストン大学工学部修士課程を修了後、マッキンゼーアンドカンパニー、ワトソンワイアット(93年同社代表取締役社長に就任)を経て、97年ピープル・ファクター・コンサルティングを設立。コンサルティング活動や講演活動をおこなう。2000年には慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。「個人主導のキャリア開発」についての研究にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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