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人が育つ会社をつくる―キャリア創造のマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532312824
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3034

内容説明

なぜ、組織のなかで人が育たなくなったのか?部下を鍛えることの見返りを見出せない上司、成長を焦って偏狭な専門性に固執し、会社への同化を嫌う若者たち―健全なキャリア構築の視点から、組織の成長に欠かせない“人の成長を生み出す仕組み”を提示する。

目次

第1章 なぜいま組織で人が成長しにくいのか(暗黙の人材育成機能だったOJTの崩壊;若者たちの焦りと思い込み ほか)
第2章 何が若手社員を成長させるのか(成長は、仕事を通じてこそ得られる;組織は何をすべきか ほか)
第3章 多様な成長パターンを用意する(なぜ成長の多様性なのか;仕事のプロフェッショナル化による成長 ほか)
第4章 自らキャリアを切り開いていく力をつける(健全なキャリア自律概念とは何か;健全なキャリア自律概念の四つの特徴 ほか)
第5章 新たな人材育成のための仕組みをつくる(上下関係の育成に頼らない学習する組織の構築;管理志向のマネジメントスタイルからの脱却 ほか)

著者等紹介

高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1954年東京都生まれ。78年東京大学工学部航空学科を卒業し、日本国有鉄道(現JR)に入社。84年プリンストン大学工学部修士課程を修了後、マッキンゼーアンドカンパニー、ワトソンワイアット(93年同社代表取締役社長に就任)を経て、97年ピープル・ファクター・コンサルティングを設立。コンサルティング活動や講演活動をおこなう。2000年には慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。「個人主導のキャリア開発」についての研究にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デューク

4
人が組織の中で成長するためには、何をすればいいか。経営コンサルタントとして多くの企業を見てきた筆者による、キャリア創造論。 人が成長するためには、何が必要か。人の成長のために、組織はどうあるべきか。様々な成長パターンを事例から分析し、組織の中でキャリアを作る方法を探る一冊。キャリアチェンジはどのようにすればよいか、スペシャリストとプロフェッショナルの違いとは、良いキャリアの条件は何か、マネジメントとリーダーシップの違いは何か、などなど。自分のキャリアについて、成長について、自問自答させられる一冊。おすすめ2018/10/03

shinko0925

1
単に研修制度が充実している、といった類ではなく、「皆で成長していく」企業文化・組織風土があれば、「人を育てる」のではなく、自然と「人が育つ」。『人を育てるなどという上下発想の強いおこがましい考え方はきっぱり捨てる』。人が育つ会社かどうかは、この視点の有無と相関関係がある気がします。2021/06/14

Mitsuhiro Shimada

1
特に前半部分が秀逸。人が育たない育たないと言われ続けている日本。 なぜそうなってしまっているかを世代毎の性質の違い、日本の社会背景(成果主義の導入や中途半端な欧米化)、そして欧米社会や外国企業の人材教育制度への考え方とお金、時間の掛け方の違い等から見事に 表現している。気づきに繋がったというか、謎が解けた気分。2011/10/14

すぐる

0
2013/03/23

numainu

0
評価C2009/02/19

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