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日経プレミアシリーズ
航空機は誰が飛ばしているのか

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  • サイズ B40判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532260583
  • NDC分類 538.86
  • Cコード C1265

内容説明

「東京タワーはなぜ紅白?」「ロミオとジュリエットと日本の空港の不思議な関係」「羽田を国際化するための課題って?」…。航空管制の実務に携わった著者が、航空機の運航の実態やルールをわかりやすく解説し、これからの「日本の空の戦略」を問う。

目次

第1章 航空機はこうして飛んでいる(航空機を操縦しているのは誰か?;東京タワーの色は法律で決まっている ほか)
第2章 発着容量はこうして決まっている(滑走路に掛け算しても発着容量はでない;飛んでいる航空機は止まれない ほか)
第3章 ダイヤが張られて航空機が飛ぶまで(航空ニーズだけで路線は決まらない;混雑する空港は使い道指定で許可 ほか)
第4章 羽田は国際化できるのか(年間6700万人が利用する日本最大の空港;再拡張で最大15万回の枠が増える ほか)
第5章 日本の空の戦略(限られた発着枠を有効に活用する;多くの国が航空政策に力を注いでいる ほか)

著者等紹介

轟木一博[トドロキカズヒロ]
1975年生まれ。98年東京大学法学部卒、同年運輸省(現国土交通省)入省。2004年米サンダーバード大学国際経営学修士課程修了。2005年から08年まで国土交通省航空局にて航空管制実務を担当。その後、内閣官房総合海洋政策本部参事官補佐として海賊対処法制定を担当し、09年8月より国土交通省大臣官房人事課長補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もくもく

3
「航空管制システム」についての、一般向け解説書でありました。面白いけどちょっと難しいかな? 空港と飛行機とパイロットだけでは、安全なる航空運航を継続的に行うってのはイロイロと困難があるんだなぁ…。 第二章の「空港の発着容量」なんて話題は知らない世界の最たるもので、実に面白かったです。2015/09/04

わらびん

3
羽田空港の国際化というのがいかに難しいかというのがわかる。2010/01/08

ziglar

2
実際に運行するとき何が問題になるか、具体的な話が豊富。しかし、筆者はそう明言してはいないが、首都圏での発着枠を増やすためには、むしろ、航空管制システムの改良こそが有効であるようにも感じる。2010/05/04

Aladdin

2
前半は飛行機の、後半は空港の運用の話です。発着率などの計算の部分は読み飛ばしました。航空業界について端的にまとまっていて、とても分かりやすく面白かったです。2010/03/15

Humbaba

1
航空機を飛ばすためには多くのエネルギーが必要である。例え移動していなくても、空に浮いている状態を維持するだけでも消費するエネルギーは膨大であるため、着陸待ちになるのは顧客の満足度のみならず燃費という面から考えても大きなマイナスである。そのため、多くの面から考えて効率化が計られている。2017/05/17

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