出版社内容情報
安倍政権はもつのか? 北朝鮮リスクで日本の安全保障はどうなる? 人手不足の影響は?……日経の編集委員が大胆に見通します。
内容説明
日本の明日を左右する重大問題について日経の編集委員・コメンテーターが大胆予測。マクロ経済、企業動向、政治、国際情勢…それぞれの専門分野で、深く丁寧に将来を見通します!25のテーマで明日の日本を先読み!
目次
1 経済・金融のこれから(アベノミクスは軌道修正 2020年度に基礎的収支黒字の目標はついに先送りか?;出口政策は当面封印、あえて後手に回り円安促す;政府の働き方改革で本当に生産性は上がるか? ほか)
2 産業・企業はこれからどうなる(意外に堅調な日本企業。「頭打ち」から成長への転換ができるか?;最高益更新が視野。利益率の引き上げが持続力のカギに;勢いづくAIやIoTの普及、日本への逆風か追い風か? ほか)
3 政治・国際情勢・世界経済はこれからどうなる(「9月解散」の深謀遠慮。大規模な政界再編がスタート;小池旋風はいつまで続くか?;対北朝鮮、忍び寄る秘密作戦の足音 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA PAPA
17
年末から年始にかけて。 安価ではないですが、それに見合うだけの内容だと思います。【経済・金融】【産業・企業】【政治・国際情勢・世界経済】と大きく3つのチャプターで構成。 それぞれ各専門記者が書かれているので、難しい内容もありますが、毎年継続すれば時事問題に関する自分の知識を測るものさしになるのではないかなと思う。 2018/01/04
Happy Like a Honeybee
6
消費税延期がもたらす危険。一種の大衆迎合主義であろうか。 コメ消費が減り、減反政策も再考する必要があると。 グローバル化がやむ得ない日本企業は、スイス外資企業を参考にせよと。 中国の一帯一路の現実味。スリーエムの成長を支えるイノベーションの数々。 日経の観点から時勢を参考できる一冊。 2018/02/12
ドクショモンスター
3
特に国際情勢や外交問題について、今何が起きているのか、大まかに理解するのに役立った。章によっては、なかなか難しく、話が入ってこないこともあって、自分の知識不足を実感させられた。2017/11/14
まさお
2
網羅的に表現されていてよかった。 これからの経済にグローバルマネジメント力が求められていることが明確に記されていたので勉強になった。 2017/12/24
uchi
1
1年前の本だが、特に政治については相当目まぐるしく動いた1年であったことを実感。米国北朝鮮会談など一言も書いてはいないがしかたなし。経済は流れの問題があるので、このあと2019を読むにあたり、かなり参考になると思う。2018/11/18