日経ビジネス人文庫
日本電産永守イズムの挑戦

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  • サイズ A6判/ページ数 337p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532194451
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0134

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
かなり以前から日本電産という会社と永守社長という人物を知りたいと思っていましたが、この本でやっと知ることができました。前半は三協精機の再建の話が中心で、プロジェクトXを見ている感じでした。私は後半の永守さんの生い立ちや今の人物形成を作ったところが面白く読めました。経営者が一番働かなければならないというのはアメリカの企業と同じですね。日本の企業はそこら辺が違うので革新があまり出てこないのでしょう。2016/04/01

黒頭巾ちゃん

16
あの有名な【永守】さんのM&Aと生い立ちの話 最後に【永守語録】があるのが嬉しい(^^)  前半部では、三協精機買収の話を掲載している。どのような基準で買収をして、会社を立ち直らせたか?やっていることはごく当たり前のこと。授業で学んだフレームワークの復習にもなった。  また、「回っているものすべてが市場」という考えは、レビットのマーケティングを知っているかのようだ。  生い立ちは、母親の影響が今の永守さんを作ったと言える。「24時間しか人には平等に与えられていない」これは、私が前から思っていること2009/05/28

mitsu44

15
なんとなく再読。十数年前から言ってることは同じで一貫している。そしてやはり日経を中心としたメディアの使い方が上手いと思う2020/07/19

Mik.Vicky

15
モーレツ社長のバイタリティ、恐るべし。途中まではこんな社長のもとで働きたくないと思いながら読んでいたが、読み進めるとこのようにアグレッシブな人に付いていく、又は自らそのような行動を取るのもいいかも・・・なんて感じるようになってきた。永守さんのような人が総理大臣になったら日本も大きく変わるかも知れない。実現は到底無理だろうが、この国もいい方向へ引っ張っていって欲しいと素直に感じた。2016/11/20

はるわか

13
「会社を買収するとき技術しか見ていない。技術さえよければ他のものは相当悪くてもいい」。問題はコスト。利益はすぐ上がる。必ず収益面で効果が出たのは購買の仕組みの見直し。同時に一般経費の削減。次に開発と生産、営業の一体化(事業所制の導入)。営業だけは別働隊で売上の責任を負う。営業を除いた部分を事業所に分け、それぞれ利益責任を持たせる。企業にとってどこと競合しているかは極めて重要で、やはり負けると分かっていて戦いを挑んではいけない。M&A:シンポ工業、三協精機、日本サーボ、芝浦製作所。2020/02/13

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