大庭みな子全集〈第13巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 571p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532175139
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0093

内容説明

大庭が学んだ津田塾の創立者、津田梅子への共感と敬愛―読売文学賞受賞の本格評伝。伊勢物語を意識しつつ、女の生を切り取った詩的独白の集、ほか。

目次

津田梅子(帰る;夢 ほか)
津田梅子関連文章(津田梅子―男性と対等の力がもてる夢を与えた最初の女性;生命 ほか)
想うこと(想うこと;出遭った人びと)
むかし女がいた

著者等紹介

大庭みな子[オオバミナコ]
1930年11月東京生まれ。津田塾大学英文学科卒業。夫の赴任先、アラスカで本格的に執筆を初め、1968年「三匹の蟹」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。著書に『がらくた博物館』(女流文学賞)『霧の旅1・2』『寂兮寥兮』(谷崎潤一郎賞)『啼く鳥の』(野間文芸賞)「海にゆらぐ糸」(川端康成賞)『津田梅子』(読売文学賞)「赤い満月」(川端康成賞・二度目)『浦安うた日記』(紫式部文学賞)など。日本芸術院会員。1996年、脳梗塞により、左半身不随で車いす生活になるも、夫の協力を得て、その後も著述を行った。2007年5月24日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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