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社長のテスト

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532168384
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0034

内容説明

明け方に電話で起こされた。会社が火事になったらしい―。PCデータ復旧を営む僕らのベンチャーは、顧客からの預かり品が被害を受け、かなりヤバイ状況に。僕ら社員がクレーム対応に困窮する一方、他人事の社長は逃げ回るばかり。そんな時、最もたちの悪いクレーマーである謎の起業家から、想定外の“テスト”を受ける。密かな企てを試みる僕は、やがて社会を騒がす大事件に巻き込まれていき…。普通のビジネス書が教えてくれない「仕事の裏則・本質」を描き出す新感覚エンターテインメント。

著者等紹介

山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント。1971年愛知県生まれ。1994年東京大学経済学部経営学科卒業。同年アクセンチュア入社。2003年独立。その後、企業研修の知識工房、事業再生コンサルティングのアジルパートナーズをはじめ、数社のベンチャー企業を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へロム

53
タイトルの「社長のテスト」が気になっていたのですが、偶然図書館で見つけて一気に読みました。小説形式で3人の立場から、会社を経営する面白さと難しさを感じることができました。普通の企業小説と違う面白さがあり、楽しめました。【図書館本】2013/06/21

R

24
小説の形で読ませるビジネス本みたいなものだと思っていたら、侮れない物語で驚きました。そんなに入り組んでいない筋なんだけども、社長とはどういうものかを諭す台詞や、匂わせる展開で、起業の勘所のようなものに少しだけ触れられる内容を楽しめました。読み終えてしまうと、やっぱり小説というよりは指南書のようなテイストだと感じるのですが、わかりやすい台詞と、感情移入しやすい登場人物に、するすると読まされるように進めることができました。2017/01/11

kmfm

21
相性のコーナーで見つけた本である。分厚いが読みごたえが有り、面白かった。最初は、部長の西村が奮起して起業するストーリーなのかと思ったら違っていた。舌鋒切れ味鋭い藤原が"策士、策におぼれる"タイプだったり、凡庸な感じの社長が実は先を見通せるタイプだったりと面白い展開だった。最後、ハッピーエンドな感じだったのに、怪しいあのお方が登場したのは、エッと思った。起業はそう簡単なことじゃない。それぞれの性格で向き不向きがあることが分かった。★★★★2016/02/11

りちゃ

8
面白かった。ちょっと、小難しい内容をイメージしていたのだが、ビジネスとも起業とも縁のない私でも楽しく読めた。大企業では味わえない中小ならでは、が描かれている。適材適所。2016/03/01

つる

7
パッションがないから社長にはなれないし、西村ほどできる気もしないし、困ったもんだ。2016/02/05

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