目次
1 メーカーか、それとも部品か:Manufacturer or Parts?(鈴木修・スズキ会長兼社長;坂根正弘・コマツ会長 ほか)
2 原点は美味(山下俊史・日本生活協同組合連合会会長;中井政嗣・千房社長 ほか)
3 教育とビジネス(住谷栄之資・キッズシティージャパン社長;漆紫穂子・品川女子学院校長 ほか)
4 量から質への転換(中村繁夫・アドバンストマテリアルジャパン社長;秋元久雄・平成建設社長 ほか)
5 新時代の経営(横石知二・いろどり代表取締役;中村俊郎・中村ブレイス社長 ほか)
著者等紹介
村上龍[ムラカミリュウ]
1952年2月19日生まれ。1976年『限りなく透明に近いブルー』でデビュー(第75回芥川賞受賞)。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ(05年)』では野間文芸賞を受賞。99年からは金融・経済をメインテーマとするメールマガジン「JMM」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ito
18
これからの日本の産業や日本人の働き方への指針となりそうな企業がまとめられている。どの企業もその根底にはヒューマニズがあり、その哲学を支える経済合理性やビジネスシステムがあった。お年寄りや知的障害者の雇用を積極的に行って、利益を出している企業などが目立つ。一方、テレビをつけるとネット企業や遊戯企業のCMが目立つ。これらの企業は本書に登場する企業の対極にあると思う。どのような経営理念があるのだろうか。日本を楽しくする、というコピーは通用しない。その背景には巧妙な課金徴収システムが透けて見えるから。2012/12/21
キョウラン
8
面白かったwスズキ社長の「運とツキと出会いがあるからここまで伸びたんです、これを実力だと思うから問題なんです」には共感した。2012/03/13
うめけろ
3
相変わらずこのシリーズは面白いし、ためになります。仕事に真摯に立ち向かい、どちらかというと自分の利益よりもユーザーや環境のことを大切に考える企業が生き残っていくのだなあ、という印象でした。2014/05/27
まんぼう
1
アドバンスト マテリアル ジャパン社長、村上繁夫氏の回がいちばん興味深かった。やはり日本の外で活躍している、という点なのだろうか。2023/09/11
yahiro
1
ハードワーカーの創業者中心に集めた本だと思いました…2015/10/10