内容説明
統一後、初めて明かされる欧州最強国の実像。世界経済の実権を握る強力な通貨と経済力。新世紀に向けダイナミックに変貌する「巨人」を描く。
目次
第1章 数字で見るドイツの経済力
第2章 経済成長、「転換」そして90年代
第3章 ドイツは株式会社か―ブンデスバンクと経済関係機関の行動
第4章 ドイツ流はあるか
第5章 構造面から来る重圧と国家の役割
第6章 経済の理論と歴史―エアハルトとドイツの伝統
第7章 統一の過渡期―「経済の奇跡」はどこへ
第8章 世界の中のドイツ―通貨・金融政策と貿易戦略
第9章 ヨーロッパの中のドイツ―ECをどうするのか
第10章 ヨーロッパとドイツ―通貨統合の軌跡
第11章 岐路―世界の行方を決めるドイツの選択